2019年11月22日

Oldays Groovy Donuts 45 tracks Compilation (Oldays)



オールデイズ・レコードはこれまでCDリリースの傍らクラブ・ユースを意識した7インチ盤を多数リリースしているが、これはその音源をCDでまとめて聴ける2枚組。多くの曲は収録されているアルバムも同社でCD化されていてそちらでも聴くことができるが、何曲かはこれまでそのドーナツ盤でしか聴けなかったので、アナログ盤の再生装置を随分前に廃棄してしまった者にとっては有難いコンピレーション。

収録曲はソウルジャズ、ノーザンソウル、レアグルーヴ、モンド、ラウンジ、ガレージロックと“懐かしの90年代”を思い起こさせる内容。都内各所の音楽バーでは依然アナログ信奉のDJスタイルが根強いが、CDJとか、場合によってはUSB一本持って臨むようなDJスタイルだってあるので、そういった形でも参加できるDJイベントが増えると嬉しいなぁと、これは個人的な要望。


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2019年11月19日

Andy Warhol and Music (Jade)



今年の秋から世界中を巡回するというアンディ・ウォーホルの回顧展(日本では2020年の秋に京都で開催されるらしい)に合わせて企画された、彼に関連した音楽のコンピレーション。1枚目のCDは「Friends of The Factory」と称し、彼の全面的なバックアップでデビューを果たしたヴェルヴェット・アンダーグラウンドに始まり、ジッパー付きの有名なアルバムジャケットを提供したローリングストーンズ、ビデオクリップ制作に携わったカーズなど彼と関わりの深いアーティストの作品集。続く2枚目のタイトルは「The Playlist of The Factory」で、彼の作業場である「The Factory」で(多分)大音量で流されていた音楽を集めたもの。サイケなロックから古典的なR&R、クラシック作品まで、彼のインスピレーションの元となった音楽がふんだんに詰め込まれている。


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The World of Keith Haring (Soul Jazz)



こちらは1980年代に一世を風靡しながら、90年にエイズで31歳の若さで亡くなったイラストレーター、キース・へリングをテーマにしたコンピレーション。内容は彼が駆け抜けた80年代のニューヨークで生まれたダンスミュージック集で、彼と実際に交流のあったアーティストの作品や、NYダンスシーンで盛んにプレイされていたいわゆるゲイ・ディスコ、もしくは初期エレクトロニカとでもいうべき若干ノベルティ色の強い楽曲が並んでいる。


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2019年11月16日

Born to Sing [Deluxe Edition] - En Vogue (90/9)



英チェリーレッド・レコード傘下に新設された90年代R&Bを復刻するレーベル「90/9」第一弾は、TLCとともに90年代のガールズR&Bの方向性を決定づけたアン・ヴォーグが1990年にリリースしたファーストアルバム『Born to Sing』のデラックス・エディション。当時ポップチャートを中心にチェックしていた者としては92年リリースのセカンド『Funky Divas』がより強く印象に残っているが、R&Bチャートに関していえば、本作からは立て続けに3曲のナンバー1ヒットが生まれており、彼女たちが如何に熱狂的に受け入れられたかがうかがい知れる。アルバム本編の倍以上ボーナス収録されているリミックス・バージョンを聴くと過度にニュージャック・スウィングなサウンドづくりが気になるが、まぁそういう時代だったから仕方がないでしょう。90年代を代表するディーバたちのスタート地点をたっぷりと再確認できる。


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It's Somethin': The Virgin Years - Lalah Hathaway (90/9)



「90/9」がアン・ヴォーグに続いてリリースしたCDは、ダニー・ハサウェイの実娘レイラが90年代前半にヴァージン・レコードからリリースした2枚のアルバムのカップリング。当時そのデビューが大変な話題となったものの、それほどメジャーな成功を収めることができなかった印象が強い彼女だが、アルバムを聴き直してみると華美なサウンドづくりが目立ち、彼女本来の持ち味である低音でハスキーな歌声が活かされているのは、意外にもイギリスのブリティッシュ・エレクトリック・ファンデーションにフィーチャーされた「Family Affair」や、日本で制作されたスタンダード・ナンバー「Night and Day」など本国以外での録音だったという不幸があったことがわかる。現在も精力的に活動する彼女の、ある意味“黒歴史”を掘り起こしてしまった印象のコンピレーション。


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Gold - Five Star (Sony Music/Crimson)



1980年代後半のイギリスで大変な人気を博したファミリーR&Bグループ、ファイヴ・スターの3枚組ベスト。アメリカで大ヒットがないため若干馴染みが薄いが、イギリスでは20曲以上のヒットを放っており、音楽賞も多数受賞している。内容はプレ・ニュージャック的なデジタル・サウンドで、非常に“バブリー”な感じ(笑)。あまりにも大衆的過ぎて再評価し辛い雰囲気があるが、英米のヒットをしっかり網羅しているので、ヒットチャート・マニアには有難いコンピレーションではないかと思う。


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2019年11月13日

Heisei Free Soul (USM Japan)



“フリーソウル”は一般に1990年代に再評価された60年代後半〜70年代前半のソフトなポップやR&Bを指すことが多いが、このコンピレーションは、平成時代の31年間に生まれた“新曲”をフリーソウル的観点で選曲したもの。90年代は(2000年代も)全世界的にクラシックなR&Bサウンドが見直された時代だったので、こういった趣旨の選曲でも違和感なく聴けるが、ただ各年一曲ずつの選曲縛りがあるので「これもフリーソウルなの??」という曲が含まれてしまうのは致し方ないところ。

CDのライナーにはここに収録されている31曲を選ぶために作られた全100曲の“平成名曲選”のリストが掲載されており、それがいずれ続編のコンピになってくれることも願いたいし、またニュー・クラシック・ソウル、G-Funkなど平成年間に生まれたジャンル別に選曲されたフリーソウル・コンピなんてのも、是非作ってほしい。


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Free Soul T.K. (Solid/UltraVybe)



マイアミのレコード・レーベル「T.K.」傘下の音源を“フリーソウル”の観点でCD2枚全46曲のボリュームで編纂したコンピレーション。TKとフリーソウルの親和性は異常に高いので、内容はほぼ“ベスト・オブT.K.”といっていいもの。90年代当時実際にクラブでヘビーローテーションだった曲あり、近年になって再発見された曲あり。マイアミ・ソウルの入門編と、知られざる名曲選双方の側面を持つ秀逸な内容。


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The Message from T.K.: It's A Miami Modern Soul World (Solid/UltraVybe)



こちらはDJリュウヘイ・ザ・マンの選曲と一部の曲エディットによるT.K.傑作選。『Free Soul 〜』と比較するとディープかつファンキーなナンバーが多い印象で、マイアミもアメリカ南部の一部であることを再認識させられる。わかりやすくキャッチーな曲は少ないが、ダンスフロアでジワジワとくる良曲が多数収録されている。


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Salsoul Disco 1975-1979 compiled by T-Groove (Salsoul/Octave Lab,/UltraVybe)



フィラデルフィアのダンスレーベル、サルソウルのコンピレーションはこれまでそれこそ何十種類もリリースされており、僕もその中の何種類かを既に入手しているが、今回日本編集でリリースされたこちらは、同社がリリースしたシングル盤音源を、リリース順に、7インチバージョンにこだわって選曲している点が珍しい。ダンスミュージックの世界はロング・バージョンが重宝されがちだが、そこであえての7インチ集。CDのジャケットには「Vol.1」と銘打ってあるので恐らく続編もあるはずで、数多くのダンスヒットを生んだ同レーベルの歴史を、詳細にたどることができるシリーズとして、今後のリリースを楽しみに待ちたい。


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2019年11月10日

Awesome Fusion! The Best Fusion of Universal Music Gems (Tower Records/Universal Music LLC)

Awesome Fusion! The Best Fusion of Universal Music Gems

タワーレコード限定のレコード会社別フュージョン集、この手の各社企画シリーズになると一番尻が重いイメージのあるユニヴァーサル・ミュージック編がようやく登場。フュージョン界を代表するアーティストの作品に加え、“フュージョン”をかなり広義にとらえた印象のAORナンバー、インストR&B、かつてTVのニュースショーやスポーツ番組、CMやお天気番組などで盛んに使用されたインスト曲まで、ややウケを狙いすぎ!?な印象もあるバラエティ盤になっている。


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Urban Weekend with George Benson (Tower Records/Warner Music Japan)

Urban Weekend with George Benson

こちらはタワーレコード限定のAORアーティスト別ベスト盤のジョージ・ベンソン編。タイトルにある“アーバン(この当時は“アーベイン”??)”を意識してか、収録曲の3分の1近くは彼のギターをフィーチャーしたインストナンバーであったり、彼の代表的なヒットの何曲かをあえて外したりなど、選曲に工夫を凝らした様子がうかがえる。


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This Is Mainstream! (Mainstream/We Want Sounds)



1960年代から70年代にかけてプロデューサーのボブ・シャッドが運営していたレコード・レーベル、メインストリームのカタログの中から、70年代初頭にスタートさせた“MRL 300シリーズ”の作品を選曲したコンピレーション。既にリリースされている他のコンピレーションで聴ける楽曲も多いが、ファンキーなジャズやファンクからメロウなR&Bまで、この時代特有のグルーヴ感を今に伝える良質な作品集となっている。


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2019年11月07日

The MGM Singles - Debbie Reynolds (Sepia)



1950年代を代表するアイドル女優デビー・レイノルズのシンガーとしての側面といえば、まず何より1957年にコーラル・レコードからリリースした全米ナンバー1ヒット「Tammy」が思い浮かべられるが、こちらはそれ以前にMGMレコードからリリースされたシングル音源を集めたコンピレーション。黄金期のMGMミュージカルに数多く出演した彼女だけに映画がらみのナンバーが多数を占め、どれも聴いていて楽しさが伝わってくる作品ばかりだが、できることならこれらの歌唱シーンを集めたビデオクリップ集が欲しいなぁ、なんてことも考えてしまう。


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It's Such A Good Feeling: The Best of Mister Rogers (Fred Rogers Production/Omnivore Recordings)



1968年から30年以上にわたってアメリカでTV放映された「Mister Rogers' Neighborhood」という幼児向け番組があった(らしい)。日本でこの番組が紹介される機会はほとんどなかったはずで、僕もこのCDを入手した時に初めて知ったのだが、かの地では根強い人気を誇るようで今年トム・ハンクスが同番組のホストを務めたフレッド・ロジャースを演じる実話ベースの映画まで公開されるのだとか。

このCDはそれを記念してリリースされたコンピレーションで、TVで長年歌われていたナンバーが集められている。番組から子供たちに贈られるメッセージはひたすら肯定的なもので「君は君であることだけで特別な存在なんだ。」「僕が君のことを好きなのは、君が他でもない君だから。」等々。この番組をもっと早く知りたかった。特に子を持つ親として。映画が日本公開されたら、必ず観に行こうと思う。


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Eight Classic Albums - Andy Williams (Reel to Reel)



アンディ・ウィリアムスがコロンビア・レコードで1960年代屈指のアルバム・アーティストとして確固たる地位を確立する以前に、ケイデンス・レコードからリリースしていた8枚のアルバムを4枚のCDに収めたボックスセット。シングルのみでリリースされた音源は収録されていないので、シングルヒットが少なからず漏れているのは残念だが、この時点で既に“イージーリスニング・シンガー”としての芸風はしっかり確立されており、安心安全のアンディ節を廉価で100曲近く楽しめるお徳盤。


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2019年11月04日

You're The Reason: The Early Years - Joe South (Jasmine)



1968年の「Games People Play」のヒットでアメリカ南部産ポップ・シーンのトップ・シンガーソングライターに躍り出たジョー・サウスが、音楽シーンに登場したのはその10年前の1958年のこと。当時大ヒットしていたノヴェルティ・ソングのキャラクター2つを強引に引き合わせた「The Purple People Eater Meets The Witch Doctor」を皮切りに様々なレーベルからリリースした粗削りなR&R作品では、同郷のレイ・スティーヴンスやジェリー・リードといったその後のカントリーシーンを支える才能あふれるミュージシャンたちがバックを務めており、彼らの隆盛を予感させる内容となっている。本CDはサウス当人がリリースしたシングル音源に加え、盟友ビリー・ジョー・ロイヤル、R&Bグループのタムズなど他のアーティストに提供した作品もボーナスに収録した、彼の初期活動の集大成。


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Eight Classic Albums plus Bonus Singles - Bobby Vee (Reel to Reel)



1960年代“ゴールデン・オールディーズ”の王様的存在のアーティストの一人、ボビー・ヴィーの初期(1959年〜62年)録音をコンプリートに収めた4枚組。ヒット曲は勿論網羅、1950年代のバディ・ホリースタイルのR&Rから60年代のブリル・ビルディングポップまで、オールディーズのお手本のような作品ばかり100曲以上、通しで聴けば半日近くかかるボリュームで楽しめる。


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Six Classic Albums Plus Singles - Johnny Burnette (Reel to Reel)



1950年代半ばにR&Rトリオで音楽シーンに登場、その後60年代にポップシンガーに転じてヒットを連発したジョニー・バーネットの全盛期をほぼコンプリートに収めた4枚組。ロカビリー・トリオの最高峰といわれる初期録音から、後年のエルヴィス・イミテーター的な潔いセルアウトぶりまで聴きどころは多いが、このボックスにはその二つの時期をつなぐ“潜伏期”に彼がどのような作品を残していたかを知ることができるシングル音源も多数収録されており、“学究派”にも満足の内容。


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2019年11月01日

The Guy Lombardo Hits Collection Vol. 1 1927-37 (Acrobat Music)



イギリスのアクロバット・ミュージックが月に一組のペースでリリースしている「1930年代のスウィート・バンド」シリーズ、今回はその横綱格のアーティスト、ガイ・ロンバード楽団が登場。R&R時代以前のヒットチャートをまとめた本「Pop Memories 1890-1954」によれば、彼の楽団が放ったヒットは200曲超(!)、ナンバー1ヒットだけでも26曲。この数はビング・クロスビー、ポール・ホワイトマン楽団に次ぐ歴代3位の記録なのだという。

上下巻合わせてCD8枚のボリュームになった彼のヒット曲集Vol,1は1927年〜37年の作品90曲を収録。数多くのスウィート・バンドの中で、彼らが突出した人気を誇った理由は、このバンドのシンガーで、専属ソングライターでもあったバンドリーダーの実弟カーメン・ランバードの存在。彼のハイトーンなボーカルと、豊富なレパートリーがこの時期のこの楽団最大の魅力となっている。


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The Guy Lombardo Hits Collection Vol. 2 1937-54 (Acrobat Music)



「ロイヤル・カナディアンズ」の楽団名のとおりカナダ出身ながらアメリカで1億枚以上のレコードを売り上げる成功を収めたガイ・ランバード楽団のヒット集Vol.2は1937年〜54年の作品を収録。楽団の中心的存在だったカーメン・ランバードが作曲活動専念のため1941年にバンドシンガーの座を退くと、以降はボーカリストが目まぐるしく変わり、またレパートリーも他の楽団との競作ものが増えて、だんだんと普通のオーケストラになっていった印象。ヒット曲は引き続き膨大な数が生まれ続けており、このボックスにはその中から103曲が選ばれ収められている。


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The Ray Noble Hits Collection 1931-47 (Acrobat Music)



こちらはイギリスの人気ダンスバンド、レイ・ノーブル楽団のヒット曲集。チャートヒットの大半は1941年にドイツ軍の空爆で命を落とした悲運のバンドシンガー、アル・ボウリーの甘い歌声によるものだが、彼の死後もヒットは続き、1947年に生まれた楽団最後の全米ナンバー1ヒット「Linda」は、当時生後間もなかったリンダ・イーストマン(後のリンダ・マッカートニー)をヒントに作られたことでも有名。


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2019年10月31日

60s UK Harmony Pop Battle Royale: The Gibsons vs The Cymbaline (Teensville)



かつてヴィー・ジェイ・レコードからリリースされていたビートルズとフォー・シーズンズのカップリング盤のデザインを模した本CDの主役は、方やオーストラリアからビートブームに沸くイギリスに乗り込んだギブソンズ、方や60年代半ばにイギリス各地をツアーしビーチ・ボーイズやフォー・シーズンズタイプのハーモニーを聴かせていたシンベリン。チャートヒットを持たぬこの二組を“ハーモニー・ポップ”のキーワードで強引に引き合わせてしまったのはオーストラリアの物好きなレーベル、ティーンズヴィル。ソフトロック、ポップサイケといった言葉に弱い音楽ファンであれば、このCDのよさはわかるはず。


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This Is Ronnie Burns (RPM)



ビートルズのオーストラリア公演を観て感銘を受けたことをきっかけに“オーストラリア初の長髪バンド”ザ・フライズに加入し音楽キャリアをスタートしたシンガー、ロニー・バーンズが、1960年代後半から70年代初頭にかけてリリースした音源をまとめたコンピレーション。彼がソロ・キャリアをスタートさせるにあたってラッキーだったのは世界的にブレークする以前のビー・ジーズと出逢ったことで、彼らから提供を受けた作品のいくつかはオーストラリアのヒットチャートにランクインも果たしている。本CDはギブ3兄弟提供の8曲他、カバー、オリジナル作品全25曲を収録。オージー産ポップ・サイケが楽しめる。


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Cadillac and 24 Songs - Renegades (Oldays)



イギリス、バーミンガム出身ながらフィンランドで絶大な人気を誇ったという1960年代のビートバンド、レネゲイズがかの地に残した作品から24曲を選曲したベスト盤。作品を聴いても彼らがイギリス人である、という以外に北欧で突出した人気を博した理由はよくわからないが、60年代に稀に存在したラッキーなバンドの一例として頭にとどめておけばいいのか。


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2019年10月28日

Banana Split for My Baby: 33 Gems from The Good Old Summertime (Bear Family)
Another Banana Split, Please!: More Gems from The Good Old Summertime (Bear Family)



ベア・ファミリー・レコードからリリースされている季節をテーマにしたオールディーズ・シリーズの夏編2枚。サマーソングはオールディーズの定番で、なじみ深いナンバーも多数収録されているが、メジャーアーティストのあまり知られていない楽曲もかなりの数聴くことができ、なかなかハイレベルな内容のコンピレーションになっている。


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Autumn Leaves: 29 Gems for The Golden Season of Indian Summer (Bear Family)



こちらは秋ものオールディーズを集めたコンピレーション。秋を題材にしたポップスは意外と少ないようで【Storm】【Rain】【Wind】といった天候関係や【Corn】【Cotton】など作物がテーマ(季語なのか??)の曲も多く選曲され、またイージーリスニング系の楽曲も多い。選曲者の苦労の跡がうかがえるが、秋の夜長のBGMとして聴くには、まぁまぁの内容といっていいか。


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Yulesville!: 33 Rockin' Rollin' Christmas Blasters for The Cool Season (Bear Family)



ベア・ファミリー選曲のロッキン・クリスマス・ソング集。1950〜60年代前半は数多くのクリスマスヒットが生まれた時代だったが、ここではそれら誰もが知るメジャーな楽曲は極力選曲を控え、知名度はそれほど高くないがクリスマス気分が盛り上がるナンバーばかりを33曲も収録している。収録曲はどれも外れがなく、個人的には今年のクリスマスシーズンのBGMはこのCD一枚で十分といっていいくらい。


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2019年10月25日

Destination Moon: 50 Years - First Man On The Moon (Bear Family)



今年は人類が初めて月面に立って50年目に当たる年だそうで、それを記念してドイツのベアファミリーから月面旅行をテーマにしたコンピレーションがリリースされている。収録曲の録音年は1950年代からケネディ大統領の有名な演説「The Moon Speech(本CDにも収録)」があった1962年までで、まだ本当に月に行けるのか半信半疑な、おとぎ話のようなロマンチックな作品が並ぶ。ラウンジ・ミュージックのコンピレーションとしても秀逸な内容。


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Bongos-A-Go-Go: The Complete Preston Epps 1958-1962 (Jasmine)



1959年の「Bongo Rock」のヒットで“ボンゴ・インスト”の第一人者となったプレストン・エップスの英米でリリースされた音源をコンプリートに集めたコンピレーション。音楽の特性上ヒットはあまり続かなかったが、サーフロック風からエキゾチック・サウンド、ラウンジものまで様々に工夫を凝らした録音が収録されている。


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The Tide Story: Ruth Christie and Her Strange Exotic Melodies, Chapter 1 (Jasmine)



女性アーティスト、ルース・クリスティが彼女の父親から提供された資金を元に1959年にロサンゼルスで設立したスモール・レーベル「Tide」の音源集。ひとくせあるティーンポップが多数収録される中、後にウォーカー・ブラザーズのゲイリー・ウォーカーがヒットさせる「Twinkie Lee」のラリー・ブライトによる初期バージョンが耳を惹く。


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2019年10月22日

American Tunes: Songs by Paul Simon (Ace)



英エース・レコードのソングライター・シリーズの中ではやや異色な、ポール・サイモン作品のカバー集。サイモンとガーファンクルやサイモンのソロとしてのオリジナル・バージョンがいずれも印象強いため、それらとの比較として聴くことになるが、60年代から2000年代まで、様々なアーティストが様々なスタイルで取り上げており、原曲の良さもあってなかなか聴きごたえのあるアルバムになっている。


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Yesterday Has Gone: The Songs of Teddy Randazzo (Ace)



数々のオールディーズ名曲を生み出したシンガー/ソングライター、テディ・ランダッツォの“オールディーズ時代”以降の作品を集めたコンピレーション。1960年代半ば以降も彼はソフトかつドラマチックな作風で様々なタイプのアーティストの作品を手掛けており、中でもリトル・アンソニーとインペリアルズやロイヤレッツなど“プレ・スイート・ソウル”的なアーティストが、ヒットチャートで成功を収めている。ソフトロック、60年代後半の空気を反映したプログレッシブなポップ、そしてフィリー・ソウルまで、彼の一貫してメロウな作風が楽しめる。


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It Might as Well Rain Until September - Carole King (Jasmine)



キャロル・キングが『つづれおり』でシンガーとして大ブレークを果たすずっと前の1962年にTOP40ヒットを記録した「It Might as Well Rain Until September」は、元々ボビー・ヴィーに歌ってもらうために制作したデモテープの出来が良かったため、自身のレーベルからシングルを発売してみたものであることは有名な話。彼女は作曲家としての活動の傍ら時折各社からアーティストとしてシングルをリリースしており、それらの音源を集めたのがこのCD。

中でも有名なのは、幼馴染だったニール・セダカが彼女をヒントに作曲した「Oh! Carol」のアンサーソング「Oh! Neil(オリジナル・シングルは天文学的な値段で売買されている)」だが、今回それより重要なのはボーナスとして収録されている「It Might 〜」同様他のアーティストのために制作されたデモ録音集の方。“スタッフ・ライター”といって差し支えないほど多くの作品を提供したボビー・ヴィーのヒット他、現在に至るまで世界中で愛され続けているオールディーズ名曲の原型が、他でもないキャロル・キングに歌われた音源がこれだけの量残され、現在も聴くことができる幸運に感謝したい。


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2019年10月19日

Pop Muzik: Ultimate Synth Pop (Union Square Music)



シンセ・ポップばかりを100曲集めたボックスセット。“シンセ・ポップ”と聞いてまず思い浮かべる80年代前半のピコピコしたものばかりでなく、80年代後半以降のユーロディスコ的なものから2000年代のEDM的なもの、更にシンセを多用した普通のポップスまで。中にはこんな曲も入れるか?と不思議に思うものもあるが、UKのマイナーヒットなど個人的に初めて聴く作品も多数。この40年間進化しているのかしていないのかよくわからない同ジャンルを、ざぁっと聴ける内容になっている。


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Electrical Language: Independant British Synth Pop 78-84 (Cherry Red)



こちらは前掲の『Pop Muzik』と比較してよりシリアスな内容のシンセ・ポップ集。1970年代末から80年代前半のUKシーンに的を絞ったもので、トーマス・ドルビー、OMD、ヒューマン・リーグなど後にオーバーグランドで成功を収めるアーティストの作品も収録されているが、大半はインディ・レーベルからリリースされUKチャートにも登場することのなかった高純度の“ピコピコ”集。“テクノ・ポップ”というフレーズに郷愁を覚えるタイプの音楽ファンには、こちらをお薦め。


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2019年10月16日

The Bootleg Series, Vol. 15: Travelin' Thru, 1967 - 1969 - Bob Dylan (Columbia/Lagacy)



ボブ・ディランの恒例ブートレッグ・シリーズ第15集は1967年〜69年にかけての未発表録音集、アルバムでいえば『John Wesley Harding』『Nashville Skyline』『Self Portrait』などを発表していた時期の作品を集めたもの。ディランは66年にオートバイ事故で瀕死の重傷を負って音楽シーンの第一線から姿を消し(実際は怪我の養生の間、後のザ・バンドの面々と通称“ベースメント・テープス”を精力的に録音しており、それらは既にボックス化済)67年末以降このボックスに収録されている作品(の完成版)とともに再び聴衆の前に姿を現した時期。かつてより穏やかな作風、そして何より『Nashville Skyline』で顕著なボーカルスタイルの変化がリスナーを大いに困惑させていた頃で、そういった作品の制作過程を知ることができる内容となっている。

が、このボックスの一番の聴きどころはそれらの作品に収録されることはなかったカントリー界の大物ジョニー・キャッシュとの交流を記録したCD一枚半分の音源の方で、スタジオ・セッションでお互いのレパートリーの交換や関係の深いアーティストの作品を取り上げる様は、かつてキャッシュがエルヴィスらと繰り広げた「ミリオン・ダラー・カルテット」を彷彿させるもの。その盛り上がりからキャッシュがホストを務めるTVショーへのディランのゲスト出演にまで発展する“幸福な邂逅”をディラン史に刻み込む、新発見多き意義あるボックスセットになっている。


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The Many Faces of Elton John (Music Brokers)



伝記映画『ロケットマン』がわが国でも公開され、そこそこの好評を博したエルトン・ジョン関連の珍品コンピ。一枚目は彼がプロデュースや客演等でかかわった作品を集めたもので、初めて聴く曲やこれまで知らなかった録音を多数収録。二枚目は録音年不明のエルトンのライブ、三枚目は様々なアーティストによるエルトン作品のカバー(かなり最近の録音の模様)ということで、入手価値があるのは一枚目だけ?という感じだが、値段が安いのでまあまあ許せる。


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TOP 40 Santana: His Ultimate TOP 40 Collection (Sony Music)



オランダで散発的にリリースされているベスト盤シリーズ「TOP 40」のサンタナ編。彼は60年代末から70年代にかけてと、2000年前後(2000年1月1日付のビルボードチャートのナンバー1は彼の「Smooth」で、このチャートはこの先何百年も時代背景を語る際に取り上げられることになるだろう)の2回黄金期を迎えており、このコンピレーションはその両方をカバーした内容。英米のチャートヒットの大方を収録、2000年代半ば以降のヒットが漏れているのは残念だが、彼のキャリアを廉価に顧みるには最良のCDといえる。


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2019年10月13日

Shel's Girls: From The Planet Records Vaults (Ace)



英エース・レコードによる1960年代イギリスのヒットプロデューサー、シェル・タルミーの足跡を振り返るシリーズ最新盤は、彼がレコード各社で手掛けたガールポップ集。収録されているのはマイナー・アーティストばかりだが、フィル・スペクター・フォロワー的な作品からノーザン・ソウル・テイストの作品まで、ロック・プロデューサーの印象が強いタルミーの意外な一面を楽しむことができる。


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