Lily & Maria (Sunbeam)

Lily & Maria ('68)
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2008年05月01日

HIT LIST 101 (Warner Music Japan)

HIT MENU 101

ワーナーブラザーズ 50周年記念サイト 今年は米ワーナー・ブラザーズ・レコード創立50周年にあたるそうで、ワーナー・ジャパンのサイトでは現在その特集ページが期間限定でオープンされている。そこでは同社の歴史や同社系列各社からリリースされた作品のエピソード、ワーナーの歴代レコードマンたちのインタビューなど興味深い内容がどんどん更新されているが、その中の一つに「ワーナー万歳!お世話になりました」というコーナーがある。

ワーナー万歳!お世話になりました これはワーナー及び系列レーベルからリリースされた作品にまつわる個人的な思い出などを、日頃洋楽サイトやブログを趣味で運営している人々にノンジャンル/フリースタイルで語ってもらおうというもので、お恥ずかしながら僕も「ウェブマスター」の1人として何枚かのアルバムをネタに、ちょっとした思い出や小ネタを書かせてもらっている。

HOT MENU '73 で、その原稿料替りとして(?)いただいたのが、昨年同社が50周年を記念してプレス関係者に配布したという5枚組全101曲入りのサンプラーで、題して「HIT MENU 101」。ベテランの洋楽ファンであればこのジャケット・デザインをご覧になってピンと来ると思うが、これは1973年、ワーナー・パイオニアがスタートするにあたって、同社音源のサンプラーとして廉価(2枚組で980円!)でリリースされた「HOT MENU '73」へのオマージュとして制作されている。

 ボックスの内容はまさに「ワーナー・ヒットパレード」といっていいもので、2007年から1958年までの歴代ヒットを、年をカウントダウンする形で101曲収録。直近5年間のヒットが収められた「Vol.1」は情けないことに半分くらいの曲しか僕は知らないが、以降は「知らなきゃまずいだろ」クラスのヒット曲ばかりが登場(日頃このブロクをご覧になっている方には意外かもしれないが、僕は2000年代前半までは当時最新のヒットチャートを毎週紹介するメルマガを執筆していたので、この辺のヒット曲は結構詳しいのです)聴いていて非常に楽しい。

Vol.1 (2007-2002)
01. Built to Last - Melee (2007)
02. Everything - Michael Buble (2007)
03. Icky Thump - The White Stripes (2007)
04. What I've Done - Linkin Park (2007)
05. Last Request - Paolo Nutini (2007)
06. You're Loved (Don't Give Up) - Josh Groban (2006)
07. Welcome to The Black Parade - My Chemical Romance (2006)
08. Supermassive Black Hole - Muse (2006)
09. Dani California - Red Hot Chili Peppers (2006)
10. Bad Day - Daniel Powter (2006)
11. You're Beautiful - James Blunt (2005)
12. Amarantine - Enya (2005)
13. Hung Up - Madonna (2005)
14. We Be Burnin' - Sean Paul (2005)
15. All The Way - Craig David (2005)
16. Krafty - New Order (2005)
17. American Idiot - Green Day (2004)
18. Turn Me On - Kevin Lyttle (2004)
19. Are You Gonna Be My Girl - Jet (2003)
20. I'm Just A Kid - Simle Plan (2002)

Vol.2 (2001-1988)
01. Everywhere - Michelle Branch (2001)
02. Breathless - The Corrs (2001)
03. Get Ur Freak On - Missy Elliott (2001)
04. Imitation of Life - R.E.M. (2001)
05. Every Morning - Sugar Ray (1999)
06. Breathe - Faith Hill (1999)
07. Iris - Goo Goo Dolls (1998)
08. Believe - Cher (1998)
09. Kiss Me - Sixpence None The Richer (1998)
10. Change The World - Eric Clapton (1998)
11. You Oughta Know - Alanis Morissette (1995)
12. Kiss from A Rose - Seal (1995)
13. Can We Talk - Tevin Campbell (1993)
14. To Be with You - MR. BIG (1991)
15. Unforgettable - Natalie Cole (Duet with Nat "King" Cole) (1991)
16. Don't Wanna Fall in Love - Jane Child (1990)
17. Handle with Care - Traveling Wilburys (1988)
18. Giving You The Best That I Got - Anita Baker (1988)
19. Kokomo - The Beach Boys (1988)

Vol.3 (1987-1980)
01. Always - Atlantic Starr (1987)
02. Don't Get Me Wrong - The Pretenders (1986)
03. Take on Me - a-ha (1985)
04. I Want to Know What Love Is - Foreigner (1984)
05. I Feel for You - Chaka Khan (1984)
06. Drive - The Cars (1984)
07. Against All Odds (Take A Look at Me Now) - Phil Collins (1984)
08. Jump - Van Halen (1984)
09. Owner of The Lonely Heart - YES (1983)
10. I.G.Y. - Donald Fagen (1982)
11. 1999 - Prince (1982)
12. Hard to Say I'm Sorry - Chicago (1982)
13. Arthur's Theme (Best That You Can Do) - Christopher Cross (1981)
14. Just The Two of Us - Glover Washington, Jr. (1981)
15. Late in The Evening - Paul Simon (1980)
16. Give Me The Night - George Benson (1980)
17. Theme from New York, New York - Frank Sinatra (1980)
18. The Rose - Bette Midler (1980)

Vol.4 (1978-1971)
01. Le Freak - Chic (1978)
02. Dixie Chicken - Little Feat (1978)
03. Running on Empty - Jackson Browne (1978)
04. Stayin' Alive - Bee Gees (1977)
05. It's So Easy - Linda Ronstadt (1977)
06. Don't Stop - Fleetwood Mac (1977)
07. Tonight's The Night (Gonna Be Alright) - Rod Stewart (1976)
08. Blitzkreig Bop - Ramones (1976)
09. Can't Get Enough - Bad Company (1974)
10. Midnight at The Oasis - Maria Muldaur (1974)
11. Smoke on The Water - Deep Purple (1973)
12. Desperado - Eagles (1973)
13. Long Train Runnin' - The Doobie Brothers (1973)
14. Killing Me Softly with His Song - Roberta Flack (1973)
15. You're So Vain - Carly Simon (1972)
16. Ventura Highway - America (1972)
17. Heart of Gold - Neil Young (1972)
18. Black Dog - Led Zeppelin (1971)
19. You've Got A Friend - James Taylor (1971)
20. If - Bread (1971)

Vol.5 (1970-1958)
01. Amazing Grace - Judy Collins (1970)
02. Moondance - Van Morrison (1970)
03. Woodstock - Crosby, Stills, Nash & Young (1970)
04. Both Sides, Now - Joni Mitchell (1969)
05. Touch Me - The Doors (1968)
06. (Sittin' On) the Dock of The Bay - Otis Redding (1968)
07. Daydream Believer - The Monkees (1967)
08. Soul Man - Sam & Dave (1967)
09. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman - Aretha Franklin (1967)
10. Never My Love - The Association (1967)
11. Groovin' - The Young Rascals (1967)
12. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) - Harpers Bizarre (1967)
13. Land of 1000 Dances - Wilson Pickett (1966)
14. Non Ho L'eta - Gigliola Cinquetti (1964)
15. Blowin' in The Wind - Peter, Paul & Mary (1963)
16. Rhythm of The Rain - The Cascades (1963)
17. Let's Go (Pony) - The Routers (1962)
18. Stand by Me - Ben E. King (1961)
19. One Boy - Joanie Sommers (1960)
20. Cathy's Clown - The Everly Brothers (1960)
21. Tout L'amour (Passion Flower) - Caterina Valente (1959)
22. Mack the Knife - Bobby Darin (1959)
23. What'd I Say - Ray Charles (1959)
24. Nel Blu Dipinto Di Blu (Volare) - Domenico Modugno (1958)

 聴き手それぞれにリアルタイムがあるので、どのディスクに思い入れがあるかは分かれるだろう。意外と「日本のみヒット」が少ないのは、ワーナー・グループの特色といっていいだろうか。プリンスやポール・サイモン、イーグルスやレッド・ツェッペリンなど市販のコンピレーションでは許諾をとるのが難しいのでは?と思われる曲も多数収録されているのもノヴェルティならでは。

 個人的には現在ライノが権利を持っているビー・ジーズやモンキーズの楽曲がワーナーの歴代ヒットと並んで収録されているのにちょっと違和感を覚えたり、僕が「ワーナー・ブラザーズ」と聞いてパッと思い浮かぶコニー・スティーブンスやタブ・ハンターといった“青春アクター”たちの登場がなかったり、一番古い音源がイタリアのドメニコ・モドューニョの「ヴォラーレ」だったり(当時アメリカでこの曲はデッカからリリースされていた)・・と、古い部分に関しては注文をつけたいところもあるが、頂いた物にあれこれいうのは野暮というものか。

The 1969 Warner/Reprise SongbookThe 1969 Warner/Reprise Record Show このボックス、権利関係が許せば最近流行りの「ベスト100」形式で是非とも市販して欲しい豪華版。また懐かしの「HOT MENU '73」や、更にはかつてアメリカのワーナーから出されていた「The 1969 Warner/Reprise Songbook」「The 1969 Warner/Reprise Record Show」といった個性的なコンピレーションの紙ジャケスタイルによる復刻、なんてのも検討していただけないかと思っている。

 同社の「50周年記念企画」としては、6月あたりから過去の人気作や隠れた名盤の大型復刻シリーズが予定されているようだし、「50周年記念サイト」も今後隔週ペースでコンテンツが追加されていくようなので、是非ブックマークまたはメルマガ登録して、定期的なお立ち寄りをお勧めしたい。僕も、更なる原稿依頼をお待ちしています(誰に言ってるんだ??)。
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2008年04月28日

ブリジット・バルドー全集 〜 ボニーとクライド(Universal Music Japan)
Birds with Broken Wings - Colleen Lovett (Fallout)

ブリジット・バルドー全集 〜 ボニーとクライド Birds with Broken Wings - Colleen Lovett

 この2〜3ヶ月の間にユニヴァーサルから多数出された2枚組の「全集」シリーズ、価格も良心的(2,500円)なので収録曲リストを詳査してあれこれ購入を検討したのだが、意外と購買意欲をそそられるものが少ない、というか過去に出されたコンピレーションと比較してはっきりした違いがないものが多く、結局殆どをスルーする結果となってしまった。

Brigitte Bardot が、選曲担当者の違いなのかフランス系のアーティストはどれも概して内容がよく、僕は以前掲載したセルジュ・ゲーンスブールとジュリエット・グレコ、そしてこのブリジットバルドーの3組を入手した。

 「イニシャルB.B.」ことバルドーはいわずと知れた大女優で、代表作も数多いが、歌の方も数々の著名な作曲家から作品の提供を受けており、女優の余技では片付けられない内容の作品を残している。中でも興味深いのがセルジュ・ゲンスブールとのコラボレーションで、「ジュテーム」「ボニーとクライド」などでジェーンバーキンとはまた違ったテイストの絡みを聴かせる。

 彼女の歌声はその容姿ほど麗しくはないものの、我々が「フランス女」と聞いてイメージするあらゆる要素を持ち合わせており「おフランス」な雰囲気が存分に楽しめる作品集になっている。データ面の記載が殆どないためレコーディングの詳細や発表年すらこのCDからは知ることは出来ないのだが、彼女の入門編としては質・量ともに申し分ないだろう。僕も勉強させていただきます。



Freckle-Faced Soldier - Colleen Lovett ('66) もう1枚、コリーン・ラヴェットの名前を聞いてすぐに「ああ、あの曲の」と思い当たる音楽ファンは、多分50代以上の「ユア・ヒットパレード」派か、モンド系マニアに限られるのではないかと思う。1966年に我が国でヒットしたポップ・フォーク調(というかシャングリラス調??)の「Freckle-Faced Soldier(帰らぬ少年兵)」は2年くらい前に「栄光のラジオ・デイズ・ヒッツ」シリーズに収録されたため現在は容易に聴くことができるようになったが、彼女のキャリアの詳細を知る人はごくわずかのはず。

 洋楽ポップスの「一発屋」系でいえば「太陽に歌って」のゲイル・ガーネットに通じる雰囲気を持つラヴェットは「〜少年兵」のヒット後しばらくたった1973年に唯一のアルバムを本国カナダで発表しており、このアルバムのモンドな雰囲気がごく一部のマニアの間で話題になっていたそうだが、今回それがCD化されてしまった。聴いてみるとこれがお色気たっぷりなフリー(キー)フォークで、マニア人気が高い理由もわかる気がする。

Colleen & Char Lovett アルバムのテイストは「フォーク」という意味ではドノヴァンの「A Gift from A Flower to A Garden」あたりに、「フリーキー」という意味では以前やはり「Fallout」から復刻されたロバート・カレンダーの「Musee De L'impressionisme」あたりに通じるものを感じさせるこの作品のキーワードは「ヒッピーの女神(Hippie Goddess)」「天然なアシッド感」そして「フリーセックス」。口許と股関節の緩そうな感じがなんともたまらないが、最後まで気をしっかり保って聴き続けるのは少々辛い・・。

 ボーナストラックには件の「〜少年兵」とシングル・カップリング曲だった「ゴー・ゴー・ガール」を収録。彼女は現在も姉妹デュオとして方々をツアーして回っているそうで、消息が気になる方はオフィシャルサイトも要チェック。

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Feline Groovy: 24 Purrfect Tracks for Kool Kats (Ace)

Feline Groovy: 24 Purrfect Tracks for Kool Kats

The Cat - Jimmy Smith ('64) イギリスのエイスからまたユニークなテーマのコンピレーションが届いた。今度のテーマは「ニャンコ?L」で「3の倍数と3がつく曲数」のトラックどころではなく、全24曲すべてが「ネコっぽ〜い?L」。

El Pussycat - Mongo Santamaria ('65) この文章はこの先雰囲気重視でややいい加減に書いてしまうため、曲名等正確な情報はジャケ写のリンク先をご参照いただきたい。収録曲はモンゴ・サンタマリアの「エル・プッシーキャット?L」やトム・ジョーンズの「何かいいことないか仔猫?Lチャン」、ジミー・スミスの「ザ・キャット?L」といったヒット曲からディズニー映画「わんわん物語」からの「シャム猫?Lの唄」、ビートルズ初期のレパートリーとして知られる「3匹のイカした奴ら?L」「おいらの子猫?Lに手を出すな」といった有名曲を中心に、様々なジャンルの知られざる「猫唄?L」が多数選ばれている。

Walkin' My Cat Named Dog - Norma Tanega ('66) 珍しいものではデヴィッド・トーンがナット“キング”コールそっくりに歌うヒット曲「アリー・キャット?L」、デイヴ“ベイビー”コーテッツのオルガンインスト「イヌハッカ(猫?Lの大好物らしい)」、ビーチ・ムービー女優ノリーン・コーコランの王道ガールポップ「恋する子猫?Lちゃん」、“女狐”ペギー・リーが歌う「あなたにすり寄るの」・・どれもミャーミャーやかましい。あと、これは別に珍しい曲ではないが猫?Lに「イヌ」と名づけてしまったノーマ・タネガのヒット曲を聴く度に、飼い猫?Lを「ネズミ」と呼んでいた日本のフォークシンガーのことを思い出してしまう・・。

 どちらかというと「犬派」の僕には少々くどい内容だが、世の猫?L好き、そして猫系の女の子?L好きには堪らなく楽しい1枚だろう。このテーマだったらあと何枚でも出てきそうな気がする。なおアルバムの最後にはこのテーマ曲も収録、最後まで猫々しい・・?L

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2008年04月22日

Sunshine Girl: The Complete Recordings - The Parade (Now Sounds)

Sunshine Girl: The Complete Recordings - The Parade

A&M 60's & 70's Single Box 昨年末リリースされたA&Mポップスを100曲集めた「A&M Records History 100」は選曲面の物足りなさや装丁の酷さなどで大変評判の悪い結果になってしまったが、あれを入手してちょっと気になっていたのが、パレード1967年のTOP20ヒット「Sunshine Girl」の未収録。ユニバーサルに権利がないとしたら一体誰がそれを獲得したのだろう?と不思議に思っていたら、どうやら元メンバーたちがマスターテープを買い取ったらしく、早速イギリスで彼らのコンプリート録音集がリリースされた。

Parade (1988 Edition) 「Sunshine Girl」以下何枚かのシングルをリリースしたまま姿を消した「パレード」の未発表アルバムが日本でCD化されたのは、今からちょうど20年前の1988年。当時タレントとして、現在でいえば西川史子女史ばりにTVに出まくっていた城戸真亜子画伯の不思議なイラストがジャケットを飾ったこのアルバムは、その後発売元が変わりながらごく限られたポップス・マニアの宝物として日本のみで大切に聴かれ続けていたが、Rev-olaの傘下でこのCDが処女作となる新レーベル「Now Sound」から今回初めてインターナショナルなリリースが実現した。

 フィル・スペクターの片腕としてフィレス・レコードで何枚かのシングル盤をプロデュースした実績を持つジェリー・リオペル、ロジャー・ニコルスの「スモール・サークル・オブ・フレンズ」にも参加したマレイ・マクレオド、そのニコルスと共作した「Just What I've Been Looking For」をヴォーグスに提供したスモーキー・ロバーツの3人が集結した「パレード」の面々は当時かなり野心的に活動を行っていたようで、グループと並行してソロ、別名儀の録音も残しており、今回のCDではそこら辺の音源もメンバーたちの尽力によってかなりの部分(所有のアセテート盤などから9曲をボーナスとして追加)が収められている。中でもロジャー・ニコルス・トリオ名義で録音された「Montage Mirror」の収録は、世のソフト・ロックファンにとってショッキングな出来事だろう(曲の出来自体は大したことないが・・)。

 ライナーには当時の彼らが音楽界で成功を収めようと奮闘した記録が克明に記されており、その中で自分たちの代表曲とするチャンスを逃してしまったアソシエイションの「Windy」やタートルズの「Happy Together」といった曲に対する無念さなど、興味深いエピソードが多く語られている。メンバーたちは全員健在、昨年はロジャー・ニコルスの復活作も好評を博したことから、パレード周辺の音源がこの後も某かの形で発掘されリリースされる可能性は高いと僕は見ている。ソフト・ロックファンにとって新たな金脈の発見となるのか、それとも【サジタリアス/ミレニウムの悪夢】の再現となるのか?今後の成り行きに注目したい。
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The Lion Sleeps Tonight/The Tokens Again - The Tokens (Collectables)

The Lion Sleeps Tonight/The Tokens Again - The Tokens

The Lion Sleeps Tonight - The Tokens ('62) いつの間にか出ていたトーケンズのオリジナルアルバム2イン1。「Lion Sleeps Tonight」はいわずと知れた1962年の全米ナンバー1ヒットをフィーチャーした彼らのファースト・アルバムで「ライオンは寝ている(原題:Wimoweh)」が元々ウィーバーズがフォーク・ソングとして世の中に紹介したものだったことから急遽フォーク・アルバムが制作された模様。収録曲は「漕げよマイケル」「さらばジャマイカ」など当時世界各地からアメリカに持ち込まれた民謡が集められており、シングルヒットに併せて急造した印象は否めないが、中には後にビーチ・ボーイズがカバーする(元はウィーバーズがヒットさせた)「The Wreck of John B. (Sloop John B.)」なども聴けて面白い。

 もう1枚の「The Tokens Again」は彼らが自己のレーベル「B.T.パピー」を立ち上げた後の1966年に古巣RCAからリリースされたアルバムで、契約消化または便乗リリースの印象が強く、録音も古いものが多いが、実はこの内容が非常にいい。彼らの元々の持ち味はホワイト・ドゥワップにあり、数々のドゥワップ・クラシックを歌い上げる彼らのサウンドについ聞き惚れてしまう。オールディーズ・マニアの間で非常に人気の高い「Dry Your Eyes」の他「In The Still of The Night」「Earth Angel」「Gee」「Life Is But A Dream」「Tonite Tonite」などスタンダードがずらりで、編集盤ではあるが初期の彼らのアルバムの中ではベストといっていい1枚。これのアナログが欲しくなってきた・・。
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2008年04月07日