2020年07月10日

Ready or Not: Thom Bell's Philly Soul Arrangements & Productions 1965-1978 (Kent Soul)



ケニー・ギャンブル&レオン・ハフと並ぶフィリー・ソウルの生みの親、トム・ベルが手がけた作品を集めたコンピレーション。1960年代半ばの“アーリー・フィリー”の時代から、70年代半ばのフィリー・ソウル全盛期まで。彼が生み出したサウンドは地元出身のアーティストばかりでなくジャンルや国籍をも超えた“フィリー詣で”と呼ばれる現象を引き起こすほどに様々なアーティストたちに取り上げられた。彼の代表的なヒットからレアな楽曲までを網羅するとなれば、とてもこのボリュームでは足りない!是非ともシリーズ化、もしくはボックスセットの企画をお願いしたいところ。


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The Rarities 1973-1980 - Brenda & The Tabulations (MMM)



1960年代後半から70年代前半にかけて数多くのヒットを放った“アーリー・フィリー”の名グループ、ブレンダ&ザ・タビュレーションズが70年代半ば以降にリリースした録音を集めたアンソロジー。初期の繊細なサウンドは徐々に失われ、CD後半はディスコサウンド然とした作品が並ぶが、冒頭収録のエピック時代のシングル音源8曲は全盛期の彼女たちの名残を残しており、なかなかの聴きものとなっている。


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The Soul of The Memphis Boys (Ace)



プロデューサーのチップス・モーマンがメンフィスに設立した「アメリカン・スタジオ」に集ったスタジオ・ミュージシャンたちが生み出した楽曲を集めたコンピレーション。60年代後半の一時期、彼らが生み出したサウンドは一世を風靡し、エルヴィス・プレスリーの復活に一役買ったり、ダスティ・スプリングフィールドがアルバム『Dusty in Memphis』を制作するなど、こちらでも“メンフィス詣で”と呼んで差し支えない現象が起こっている。本CDは約8年前にリリースされたコンピ『The Memphis Boys』の続編で、ヒットした、しないにかかわらず特にソウルフルな録音を集めた印象。さらなる続編はこんなに間を置かず、すぐにでもリリースしてもらえることを願いたい。


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2020年07月07日

Winter Dance Party: 'The Great Tragedy' No.2 (Bear Family)



1959年の初頭、アメリカ北東部をR&Rスターたちが巡業するライブツアー「Winter Dance Party」は、同年2月3日夜に主要キャスト3名(バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ポッパー)を乗せたセスナのチャーター機が荒天の中墜落し、全員の命を奪うという大惨事が発生したことで音楽ファンにとって永遠に忘れることのできない悲劇となっているが、本CDはこれまであまり知られることのなかった同ツアーの“その後”に焦点を当てた興味深い内容となっている。

飛行機事故の後、ツアーの興行師は非情にも残された出演者たち(ホリーを失ったクリケッツ(実際には後のカントリースター、ウェイロン・ジェニングスを含むまったく別のバックバンド)、ディオンとベルモンツ、無名のロックンローラー、フランキー・サード)にツアーの続行を指示。看板スターの穴埋めとしては当時フィラデルフィアから中継されていたTV番組「American Bandstand」に出演し人気急上昇中だった同地出身のティーンアイドル、フランキー・アヴァロン、フェビアン、ジミー・クラントンの3人にホリーの熱烈なファンで当時まだ15歳だったボビー・ヴィー、ビル・パーソンズ名義で「All American Boy」をヒットさせていたボビー・ベアなどがかき集められた。

ハードコアなロックンローラーから華やかなティーンアイドル中心のツアーの方針転換は、図らずも当時の音楽シーンの変化にも符合する。亡くなった3人に向けての追悼曲2曲を除けば楽し気なティーンポップが多数並ぶ本CDの裏側には“R&R残酷物語”が存在することを考えながら聴くと、何倍も楽しめるコンピレーションではないかと思う。オールディーズ・マニアはアイドルたちの不発に終わった初期のシングル音源が多数収録されている点にも注目。


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Indian Bred Vol.1: A Rockin' Look at Native-American Born Artists (Atmicat)



これまでありそうでなかったコンピレーション。ネイティヴ・アメリカンを遠慮なく“インディアン”と呼んでいた時代の音楽集で、“Descent(〜系)”という単語が頻出するCDのライナーノーツによれば、登場するアーティストのいずれもネイティヴ・アメリカンの血を引いているのだとか。選ばれているのはエルヴィス・プレスリーからジェームス・ブラウンまで非常に幅広く、その血統が彼の作品のテーマにもなっていたリンク・レイなど数名を除けば、明確に“インディアン”なテイストの作品は少ないが、“ネイティヴ・アメリカンの血を引く者”としてのプライドやコンプレックス、ミュージシャン間のシンパシーは如何ほどのものであったのか??など、想像力たくましく聴いてしまう一枚。


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Indian Bred Vol.2: Indian Rock 'n' Roll, A Look at Native-American Titles (Atomicat)



こちらは“インディアン”をテーマにしたオールディーズ集、ただしお馴染みの「悲しきインディアン」や「河の娘パッチス」などは登場しないコアな内容。“Black Lives Matter”な現代では恐らく永遠にラジオの電波に乗ることはないであろうヤバイ楽曲ばかりだが、明らかに蔑視混じりの何曲かは別として、こういった“インディアン・テイスト”が音楽の魅力になっていたことも事実。このシリーズ、今後も続編が予定されているようだが、一体どのような内容になるのか、注視していきたい。


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2020年07月04日

From Legal Eagles to Tijuana Brass (1958-1962) - Herb Alpert (Jasmine)



ハーブ・アルパートが架空のマリアッチ・バンド“ザ・ティファナ・ブラス”を率いて1962年に颯爽と全米チャートに登場する以前の数年間、彼はアメリカ西海岸のラジオDJ兼ソングライターとして他のアーティストに曲を提供する傍ら(サム・クックの「Wonderful World」がその時期の代表曲)自身のアーティストとしてのキャリアをあれこれ模索していた。

1950年代後半から60年代前半にかけて様々なレーベル、様々な名義でリリースされたこれら作品は、ノヴェルティ、ジャズ、ティーンポップ、ダンスナンバーなど多岐にわたり、年を追うにつれて作品のクオリティが上がっていく様子と、彼のトランペットの相も変わらずなヘタウマぶり(笑)が印象的。ティファナ・ブラスの作品では、あまりCDで聴く機会のない「悲しき闘牛士」と「アカプルコ1922」のシングル・バージョンが貴重かも。


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Almost Paradise (1954-1960) - The Norman Petty Trio (Jasmine)



バディ・ホリーのプロデューサーとして知られるノーマン・ぺティは、ホリーと出会う以前の時期にイージーリスニング系グループ「ノーマン・ぺティ・トリオ」を率いて何曲かのシングルをヒットパレードに送り込んだ実績を持っている。

本CDはペティのトリオ時代の録音を集めたコンピレーション。ポピュラーとR&Rの端境期に録音された作品なので前時代的に感じる向きもあるかもしれないが、このポピュラー志向がバディ・ホリー活動後期のバラード路線に多大なる影響を与えたのでは??と考えると、かなり興味深く聴こえてくる。中でもホリーの死後に録音された「True Love Ways(ホリーとペティの共作曲)」は、感傷的にならずに聴くことができない。


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From Clovis to Marble Arch: The Norman Petty Productions (Jasmine)



“ノーマン・ぺティといえばバディ・ホリー”のイメージが強い彼が1950年代半ばから60年代前半に手がけた数多くのアーティストの作品を集めたコンピレーション。

収録されたアーティストはバディ・ホリーとクリケッツの関連ミュージシャンばかりでなく、ティーン・キングスを率いてハードなロカビリーを歌っていた時期のロイ・オービソン、後に「Party Doll」の全米ナンバー1ヒットを放つバディ・ノックスと、彼の相方で後年メジャー・レーベルの社長になるジミー・ボウェン、ペティの下で「Sugar Shack」を全米ナンバー1に送り込むジミー・ギルマーとファイアボールズ、「Wheels」のインストヒットで知られるストリング・ア・ロングズ、「Tequila」のナンバー1ヒットばかりでなく、シールズ&クロフツやグレン・キャンベルといった有能なミュージシャンを輩出したことでも知られるチャンプス、メジャーデビュー当初“女性版ボブ・ディラン”として話題になったフォークシンガー、キャロライン・へスター、ガレージロックの時代にホリー節を蘇らせたボビー・フラーなど、アメリカ南部の野心あふれる若者たちが挙ってメンフィスのサン・スタジオの門を叩いたのと同様、テキサス・エリアの若いミュージシャンは皆ペティのスタジオを目指した(中にはその両方に乗り込んだオービソンのような強者もいた(笑))様子が覗える。

ペティの旺盛な制作活動は60年代後半まで続くのでこれは彼の歴史の一部でしかないが、R&Rブームの熱気と後に大成するミュージシャンたちの若き日の試行錯誤を知ることのできる貴重な内容となっている。


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2020年07月01日

2020年05月28日

2020年05月25日

Hollywood Princesses (Jasmine)

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2020年05月10日

2020年05月04日

Lost Broadway 1960 (Stage Door)

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Lost Broadway 1961 (Stage Door)

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2020年05月01日