
昨年あたりから復活し、もの凄い勢いで過去の録音の復刻を続けているラテンの名レーベル「ファニア」から新しく届いたコンピレーション4種。僕は「サルサ」になるとそのコテコテさについていけないので「ホット・サルサ編」「ハード・サルサ編」はパス、それ以前の「ラテン・ソウル編」と「ブーガルー編」の2枚のみを入手した。まず「ラテン・ソウル編」は70年代当時の「ニュー・ソウル」などの影響を受けた怪しげなグルーヴが満載。他のコンピレーションで聴けるものも多いが、ずーっといい気分でかけっぱなしで聴けるという意味でも、クラブユース的にも(って僕はDJをやってる訳じゃないけど)非常に使える1枚。対する「ブーガルー編」は、収録されている14曲すべてのタイトルか歌詞に必ず「ブーガルー」が登場するというこだわりの選曲。でも結構のんびりした曲調のものが多く、60年代特有のクールさが楽しめる曲は少なめなので、選曲的に“策に溺れた”感なきにしもあらず。値段は手軽なので、気軽に入手して聴き流せるタイプのコンピレーション。

