2019年05月01日

If I'm A Fool for Loving You: The Complete 1960's Recordings - Bobby Wood (RPM)



個人的な思い出話になるが。10年以上前、新宿百人町のビルの地下にあったソウルバー(店名失念・・)に、その世界では名の知られたソウル・ファンのNさんに連れていっていただいたことがあった。そこでお店のマスターとオールディーズ話が盛り上がり、質問されたのが「ボビー・ウッドの『悲しきパラダイス』ってCDになってる?」だった。帰宅後色々と検索してみたが件のCDは見つからず、なぜかこの曲の尾藤イサオによる日本語カバー音源を持っていたので後日CDを持参したところ、マスターは大変喜んでくれたのだが“ボビー・ウッド問題”は僕の心の片隅にいつまでも残ることとなった・・。

そんなボビー・ウッドが60年代に残した録音群のコンピレーションが、数曲を除くほとんどすべてが初CD化という形でリリースされた。ボビー・ウッドは1960年代初頭にロックスターを夢見てメンフィスのサン・レコードからデビューを果たした数多いロックンローラーの一人で、ソロ活動の傍らメンフィス・エリアのスタジオ・ピアニストの第一人者として活躍。60年代後半にはアメリカン・スタジオのレギュラーメンバーとしてB.J.トーマスやボックス・トップス、エルヴィスの『Elvis in Memphis(同作には彼の「If I'm A Fool for Loving You」のエルヴィスバージョンが収録されている)』など諸作で重要な役割を果たし、その後にはガース・ブルックスのメガ・セールスアルバムの常任ピアニストとして彼のサウンドを支えるなど、ポップ/カントリー界の重要サイドマンとして活躍を続けた。

本コンピレーションは彼が60年代全般にわたって様々なレーベルからリリースしたシングルやアルバム音源を2枚のCDにコンプリート収録したもの。全国的なヒットはないが地元メンフィスでは人気アーティストだったようで、初期のティーンポップからポップカントリー、60年代後半に新世代のカントリー・ソングライターたちが台頭した時代の録音など、60年代のメンフィスから送り出されたサウンドの変遷が楽しめる内容となっている。このCDのニュースが、件のソウルバーのマスターにも届くといいのだが。。


Everybody's Searching
Human Emotions
The Day After Forever
Everybody's Searchin'
I Still Hurt Just The Same
You're Gonna See
Do Darlin' (Do Remember Me)
That's All I Need
If I'm A Fool for Loving You ('64 POP#74)
(My Heart Went) Boing! Boing! Boing!
This Time
That's All I Need to Know ('64 POP#130/C&W#46)
Miss You
Until You Go
I'm Your Used to Be
Lavender Blue (Dilly Dilly)
Human Emotions
Cry, Cry, Cry
Out In The Cold Again
So Cruel
(With All My Heart) I'd Do It Again
Bed of Roses
Show Me
When A Lonely Boy Meets A Lonely Girl
Fool's Paradise
What Am I Gonna Tell Myself?




My Special Angel
I'd Rather Forgive You
Who's The Fool Now
What Am I Gonna Tell Myself?
When A Lonely Boy Meets A Lonely Girl
Bed of Roses
Show Me
What Am I Gonna Tell Myself?
My Last Date (With You)
Everybody's Baby
Break My Mind ('68 POP#110)
This Thing Called Love
Say It's Not You
Is That All There Is to It
Mary (Don't Read Between The Lines)
The Big Buildup
(Margie's At) The Lincoln Park Inn
I'm The Name of Her Game




posted by yakame at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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