2019年03月10日

Waiting: The Van Duren Story [Original Documentary Soundtrack] (Grow Yourself Up/Omnivore Recordings)



1970年代にメンフィス・エリアで活動していたミュージシャン、ヴァン・デュレンは、当地の高名なロックバンド、ビッグ・スターのメンバーだったクリス・ベルとジョディ・スティーブンスとともにバンドを結成し、その後伝説的なプロデューサーであるアンドリュー“ルーグ”オールダムの制作の下77年にソロアルバムをリリース。音楽的な内容は優れていたものの同作は期待されたほどのセールスをあげることはなく、彼は音楽シーンから消えていった・・・。

というありがちな話で終わりになりそうだったデュレンの物語は、それから40年近く経過した2010年代に、彼のレコードを偶然中古屋で見つけた二人のオーストラリア人によって大きな展開を見せることとなる。彼の音楽に夢中になった二人はFacebookを通じてデュレンとコンタクトを取り、海を渡って彼にインタビューを試みることに。そのやり取りと“消えた”彼の歩みを執念深く追った記録がドキュメンタリー映画として昨年アメリカで公開され、デュレンが残した音源を同映画のサントラとしてまとめたのがこのアルバム。収録曲はどれも質が高く、一言で言い表すとすれば“ポール・マッカートニー直系のパワーポップ”。長年行方不明とされながら数年前に復活アルバムを発表したエミット・ローズや、デュレンと同様に再発見の経緯を描いた映画「シュガーマン」で大復活を遂げたロドリゲスのような展開が、これから彼を待ち受けているのか・・?映画の日本公開とともに楽しみに待ちたいと思っている。


Grow Yourself Up
Chemical Fire
Waiting
Yellow Light [Live]
Tennessee, I'm Trying
Positive (Wedding Song)
Andy, Please - Duren Stephens
Make A Scene
Torn in Half [Live]
Just You Tell Me [Live]
Catcher in The Rain - Good Question
Jane - Good Question




posted by yakame at 01:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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