2018年11月13日

Leaving On A Jet Plane - John Denver (Reprise/Rhino/Varèse Vintage)



ジョン・デンバーのレコーディング・キャリアのスタートはチャド・ミッチェル・トリオのチャド・ミッチェルの後釜として、チャド・ミッチェル・トリオへ加入したことがきっかけ(???)。フォークブームが過ぎ去り、加えてご本人不在の“チャド・ミッチェル・トリオ”をけん引するのに大変な苦労があったことは想像に難くないが、そんな中彼は自主制作で自作曲を録音したソロアルバムをプレスして業界関係者に送り付け、その中の一曲「Oh Babe, I Hate to Go(後の「Leavin' On A Jet Plane」)」がピーター、ポール&マリーの目に留まって1967年のアルバム『Album 1700』に収録されたことから、ソングライターとして注目が集まることとなった(但し同曲がナンバー1ヒットを記録するまでは更に2年の歳月を要することになる)。

本CDはデンバーのグループ活動末期にあたる1967年〜68年にリプリーズ・レコードで録音した作品を集めたもの。一番の聴きものは彼ら自身による「Leavin' On A Jet Plane(悲しみのジェットプレーン)」で、フォークロック〜サイケデリックの時代になんとか迎合していこうという姿勢が見え隠れする。もう一点の注目は、グループのオリジナルメンバーがすべて去り、もはや“ミッチェル”の名前も権利上使えなくなったデンバー、ボイズ&ジョンソンの時代で、この“ジョンソン”は実は後年「Bluer Than Blue」の大ヒットを飛ばすマイケル・ジョンソン。そういった点も含めて過渡期的な音楽を楽しむべきCDとなっている。


Leaving, On A Jet Plane (Electric version) - The Mitchell Trio
Baby, That's Where It Is - The Mitchell Trio
Like to Deal With The Ladies as Sung in The Shower - The Mitchell Trio
Both Sides Now - Denver, Boise & Johnson
Take Me to Tomorrow - Denver, Boise & Johnson
Victoria Dines Alone - Denver, Boise & Johnson
68 Nixon (This Years Model) - Denver, Boise & Johnson
Yellow Cat - Denver, Boise & Johnson
Leaving, On A Jet Plane [Live] - The Mitchell Trio
She Loves You [Live] - The Mitchell Trio
He Was A Friend of Mine [Live] - The Mitchell Trio
You Had Me in Shackles [Live] - The Mitchell Trio



posted by yakame at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。