2018年11月04日

The Complete Warner Bros. Recordings - Peter Ivers (Wounded Bird)



マイケル・ヘンダーソンとフィリス・ハイマンの「Can't We Fall in Love Again」、ダイアナ・ロスの「Let's Go Up」といったヒット曲や、デヴィッド・リンチ監督の映画『イレイザーヘッド』サントラへの作品提供などで知られるシンガーソングライター、ピーター・アイヴァースがワーナー・ブラザーズに遺したアルバム3枚を2枚のCDに収めたコンピレーション。ボストンのサイケデリック・ロックシーンから登場した彼は当初ブルースロックのハーモニカ奏者としてその名を知られるようになったが、ソロ名義で発表した作品は非常にアバンギャルドな内容。一応“アシッド・フォーク”の範疇で語られることが多いようだが(作品のヘロヘロぶりはまさに“アシッド”だが・・)同時代の他のアーティストと比較してその作風は非常に特異で説明が難しい。しかし、ブラックミュージックの素養を考え合わせるともしかして彼はプリンスの音楽性に先駆ける存在だったのでは?と思いながら聴いてみたら、自分の中では意外としっくりきたという。。

74年発表の『Terminal Love』はその特異さ全開の大問題作、続く76年の『Peter Ivers』はサポートのミュージシャンがしっかり脇を固めた分サウンドは幾分ノーマル、しかし彼の変態性は相変わらず、といった印象。その後彼は83年に37歳の若さで何者かに撲殺されてしまうが、生前に録音されていた作品が85年に『Nirvana Peter(涅槃のピーター!)』のタイトルでリリースされている。


Terminal Love ('74)Terminal Love ('74)

Alpha Centauri
Sweet Enemy
Terminal Love
My Grandmother's Funeral
Modern Times
Deborah
Oo Girl
Audience of One
Felladaddio
Holding The Cobra
Even Stephen Foster




Peter Ivers ('76)Peter Ivers ('76)
I'm Sorry Alice
In Pursuit of Treasure
Eighteen and Dreaming
Peter
Peter and The Wolfe's
Send Your Love Over
You Used to Be Stevie Wonder
Rock and Roll Embarrassment
Gilbert and Sylvia
Child in A Chair




Nirvana Peter ('85)Nirvana Peter ('85)
Alpha Centauri
Miraculous Weekend
Eighteen And Dreaming
Even Stephen Foster
Happy On The Grill
Peter And The Wolfe's
Love Is A Jungle
I've Got A Sex Crush
Saigon Rainstorm
My Dissonant Mother
Free The Funk
Harmonica Solo




posted by yakame at 01:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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