2018年08月01日

GOLDEN☆BEST: All TIME SELECTION - ラジ (GT Music/Sony Music Direct)



昨今のシティポップ再評価の機運に煽られて気になるJ-POP作品をネットで検索してみると、これまであまり気にとめていなかったレコード各社がリリースしている『GOLDEN☆BEST』というベスト盤シリーズが、実は大変な宝の山であることがわかってきた。で、試しに入手してみた一枚がこちら。

1980年代のニューミュージックをチェックしていると、頻繁にその名を目にしながら、実際に作品を耳にすることはあまりなかったアーティストの一人が「ラジ」。フォークグループのメンバーからスタジオシンガー的な活動を始めた(ラジ名義での初録音は、別掲のサディスティックスへのゲスト参加だったという)彼女は、サディスティックスのメンバーだった後藤次利、高橋ユキヒロのバックアップを得てソロデビュー。オリコンのチャートに登場するようなヒットを放つことはなかったが、70年代後半から80年代半ばにかけて7枚のアルバムをリリースしている。このCDは彼女のアルバム前作からまんべんなく選曲されたベスト盤で、サディスティックス、ティン・パン・アレイ、YMOといった当時のトップミュージシャンたちのサポートと、彼女の透明感のあるボーカルによる“疑似洋楽”的な作品がぎっしり詰まっている。

彼女のボーカルが持つ“透明感”は、逆にいえば没個性でもあり、それがCMやゲストボーカルで重宝される反面、彼女個人の代表作を生み出すに至らなかった原因なのかもしれない。しかしそれが後年再評価の要因となり、カバー録音も生まれるようになるのが面白いところ。今後も『GOLDEN☆BEST』シリーズを中古盤を中心に丹念に探し回り(できれば1,000円CD化も希望!)面白いものが見つかれば猟盤活動報告としてこのブログにも掲載していきたい。


HOLD ME TIGHT
IT'S ME...IT'S YOU
愛はたぶん
THE TOKYO TASTE
素敵なフィーリング
気分を出してもう一度
HEART TO HEART
風によせて
クール・ダウン
ラヴ・ハート
冬の肖像
ラスト・チャンス
ジャスト・イン・ザ・レイン
キャトル
ときどき魔法
わたしはすてき
風の道



ラスト・シーン
偽りの瞳
ラジオと二人
ヨジレアン・ツイスト
ROSY BLUE
ブラック・ムーン
薔薇のグラス
Do you wanna dance
メモリー・スルー(追想)
セソワ
グッド・バイ・トランスファー
瑠璃色の恋人達
ダブルムーン
MAMAMIY 宇宙からの贈物
エスプレッソ
密室
夢色伝説
光と影



posted by yakame at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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