2018年06月28日

Gene Clark Sings for You (Omnivore Recordings)



ザ・バーズのオリジナルメンバーであるジーン・クラークは、1966年にグループを脱退し初ソロアルバム『Gene Clark with The Gosdin Brothers』を発表。その後68年にはダグ・ディラードと組んで『Fantastic Expedition of Dillard & Clark』をリリースすることになるが、今回この二作の空白期間に録音された未発表作品を集めたコンピレーションがリリースされた。

本CDの前半はザ・バーズ、そしてファーストアルバム発表時に在籍していたコロンビア・レコードから契約を解除され、新しい契約先を見つけるためにデモンストレーションとしてプレスしたアセテート盤『Gene Clark Sings for You』に収録されていた作品群(全8曲)。このアセテートは80年代にレコード会社の倉庫から発見され、収録曲の何曲かは既に何らかの形で音盤化されているようだが、このようにまとまった形でCD化されるのは今回が初めて。非常にシンプルな編成による録音だが彼独特のメロウな作風がよく現れた作品が幾つも収録されている。

続いて後半の6曲はカリフォルニアのティーン・バンド、ザ・ローズ・ガーデンのために録音されたデモ集(全6曲)。彼らについては別掲の記事で触れているのでそちらをご参照いただくとして、ライブハウスで偶然見かけたザ・バーズのカバー演奏をいたく気に入ったクラークは彼らのメジャーデビューにあたって作品の提供を申し出、送り付けたのがこれらの録音。これまでバンドの関係者以外耳にしたことがなかったという貴重な音源が世に出たのは、ジーン・クラークファン及びフォークロック〜カントリーロックファンには嬉しい贈り物である。



Gene Clark Sings for You

On Her Own
Past Tense
Yesterday, Am I Right
Past My Door
That's Alright by Me
One Way Road
Down On The Pier
7:30 Mode




The Rose Garden Acetate
On Tenth Street
Understand Me
A Long Time
Big City Girl
Doctor Doctor



The Rose Garden Demo
Till Today [Demo]



posted by yakame at 02:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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