2018年06月13日

Psychedelic Moods: A Mind Expanding Phenomena - The Deep (Oldays)



1966年にリリースされたザ・ディープのアルバム『Psychedelic Moods』は、音楽史上初めて“サイケデリック”のタイトルが冠されたロックアルバムなのだとか。リリース当時ほとんど話題にならなかったという本作は、1980年代以降のサイケデリック〜ガレージ・パンクの再評価ムーブメントの中で発見されめでたく“第1号サイケ”の称号を得ることとなったが、グループの実態はグリニッチ・ヴィレッジを拠点に活動していたフォークシンガー、ラスティ・エヴァンスと、コニー・フランシスの「I'm Gonna Be Warm This Winter(想い出の冬休み)」やマンフレッド・マンの「Pretty Flamingo」などのヒットで知られるソングライター、マーク・バーカンの2人が中心となったスタジオ・プロジェクト。実は“産業サイケ第1号”でもあったという。。。

粗いギターサウンドのロックナンバーと、ダウナーなフォーク調のナンバーが混在し、そこに全編にわたって奇妙なSE(彼らには無断でレコード会社によって追加された)が被せられたその世界は、当時グリニッチ・ヴィレッジで流通し始めていたLSDによる体験の、レコーディングスタジオでの再現を試みたもの。ロックアルバムとしてのクオリティは正直いって決して高いものとは思わないが、それでいて実はこの直後から60年代末まで音楽市場に氾濫する“サイケデリック・ロック(特にレコード会社がでっち上げた産業サイケ)”のイメージをほぼすべて内包している恐るべきアルバムでもある。遅ればせながらCDコレクションに加えることができた本作で、その後のシーンがよく見通せるようになった気がする。



Color Dreams
Pink Ether
When Rain Is Black
It's All A Part of Me
Turned On
Psychedelic Moon
Shadows On The Wall
Crystal Nite
Trip #76
Wake Up and Find Me
Your Choice to Choose
On Off - Off On



1983
The Life Game



posted by yakame at 02:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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