2019年12月13日

Live at Home with His Bad Self - James Brown (republic/UMe)



Sex Machine - James Brown ('70)ずいぶん昔、R&Bを聴き始めたばかりの高校生の僕が買った2枚目のJBのアルバムは『Sex Machine』というタイトルだった。何故これが“2枚目”だったかというと、最初に買った彼のベスト盤にこのタイトル曲が収録されておらず、どうしても聴きたかったからなのだが、このアルバムがどうにも変則的な内容で、件の「Sex Machine」と驚き(ものすごくいい加減という意味)のエディットの「Brother Rapp」のみスタジオ録音で、残りは彼が故郷オーガスタで1969年10月に収録したライブ録音で埋められているという2枚組LPだった。

当時は買えるレコードの枚数が少なかったので、こんなアルバムでも何度も繰り返し聴いてすっかり中身は頭に刻み込まれたが、この度そのライブ部分にこれまで未発表だった音源を加えた“完全版”がCDでリリースされた。このCDで初めて知ったのは、ライブ録音だとばかり思っていた「Lowdown Popcorn」と「Spinning Wheel」のインスト2曲も実はLPではスタジオ録音だったという点(観客の歓声がオーバーダブされていた)で、これまで聴いたことのなかったバージョンがここには収められている。ライブが行われたのは後のJB流ファンクを確立するバンドメンバーが次々と加入し、JBが盛んに「Popcorn」をタイトルに冠した習作ファンクを連発していた時期。70年代初頭の“完成期“と比べまだ試行錯誤は見られるが、聴いているうちに気づくとファンクの渦に飲み込まれているような、覚醒性の高いグルーヴが既に実現している。


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Everything Is Gonna Be Alright - 50 Years of Westbound Soul & Funk (Westbound/Ace)



デトロイトのインディR&Bレーベル、ウェストバウンドの設立50周年を記念したコンピレーション。デトロイトといえばまずモータウンが思い浮かぶが、同社と一部アーティストやミュージシャンがダブる部分もあるもののモータウンがすくい上げられなかった、もしくは切り捨てることでポップ・マーケットで大成功を収めたディープなソウルや泥臭いファンク(ファンカデリックとオハイオ・プレイヤーズが在籍していた!)、後にはディスコミュージックなどを一手に引き受け、数々のヒットを放った。ヒット曲の多いアーティストもいるので、これを入門編により深く探求したくなる内容。


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