2019年06月13日

Sho Is Funky Down Here - James Brown (Polydor/UMG/Now Again)



これまで僕が知らなかったジェームス・ブラウンのアルバムがまた再発された。これは1971年、彼が「Super Bad」や「Soul Power」といった大ヒットを連発していた時期にリリースされていたインスト・アルバムで、作品のテーマは“アングラ・ロック”。デヴィッド・マシューズやケニー・プールといった地元シンシナティのジャズ・ミュージシャンを起用し制作された本作には、ジミ・ヘンドリックスに触発されハードな音楽性を志向したアイズリー・ブラザーズやファンカデリックなどの作品にヒントを得たようなギターサウンド中心の楽曲が収録されており、ブラウンのアルバムとしてはかなり異色。珍品好きにはお薦め。


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Grodeck Whipperjenny (Polydor/UMG/Now Again)



こちらは『Sho Is Funky Down Here』をジェームス・ブラウンとともに制作したキーボーディスト、デヴィッド・マシューズが同時期に“グロデック・ウィッパージェニー”名義でリリースした初リーダー作。1970年代初頭の一時期ブラウンのバック・バンドのリーダーを務めていた彼は、その後CTIレーベルで数多くのクロスオーヴァー作品を手掛ける一線級のアレンジャーとなるが、ここではサイケデリック一辺倒。強烈なファズギターを弾きまくるケニー・プールも、リーダー作ではボサノヴァ・アルバムを発表しているような人なので、これはあくまでもブラウンの指示によって作られた実験的な作品なのだろう。ジャズやファンク好きよりもマイナーなサイケデリック・ロック愛好家と相性がよさそうな一枚。


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