2019年05月31日

Holding Things Together: The Merle Haggard Songbook (Ace)



カントリー・ミュージック界の巨人、マール・ハガードの作品を様々なジャンルのアーティストがカバーした録音集。録音時期は60年代後半〜70年代前半に集中しており、黎明期のカントリーロックやサザンロックバンドがこぞって彼の作品を取り上げている点が興味深い。


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The Complete Capitol Singles: 1971-1975 - Buck Owens & His Buckaroos (Omnivore Recordings)



バック・オウェンスがキャピトル・レコードからリリースしたすべてのシングル音源をコンパイルするシリーズの第3弾は、1971年から彼が同社を去る75年までの作品を集めたもの。これで先に出た第1集、2集と、別にリリースされている『Warner Bros. Recordings』を揃えることによって、彼が60年代〜70年代に放ったすべてのヒットをCDで聴くことができるようになった。


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The Nashville "A" Team Collection: Trambone - Chet Atkins (Jasmine)



1950〜60年代にかけてナッシュビルのカントリー・ミュージックを支えたスタジオミュージシャン集団、通称「Aチーム」にスポットを当てたコンピレーション・シリーズ、フロイド・クレーマーに続いての登場は大黒柱チェット・アトキンス。2枚組の1枚目は彼名義の作品を集めたもので、こちらはこれまで数百種類もリリースされている彼の編集盤と大差ない内容だが、重要なのは2枚目の方。カントリーの歴史で最も重要なプロデューサーかつギタリストの一人である彼が手掛けた作品が30曲以上収録されており、近代カントリーの夜明けといえるハンク・ウィリアムスのセッションからエルヴィス・プレスリーの登場、60年代に入って“ナッシュビル・サウンド”がポップチャートを席巻するまでの、カントリー・ミュージックそのものの歩みといっていい重要作が多数収録されている。この「Aチーム」シリーズ、ここから先がより興味深い内容になるはずなので、是非とも続編を期待したいところ。


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2019年05月28日

The Human Instinct & The Four Fours 1963-1968 (RPM/Frenzy Music)



1960年代後半、ニュージーランドのロックシーンで活躍したガレージ/フリークビート・バンド、ヒューマン・インスティンクトと、その前身バンドであるザ・フォー・フォーズの音源をまとめたアンソロジー。シングル数枚ごとにレーベルを渡り歩いた彼らの歴史を遡る形で楽曲は収録されており、強烈なフリークビートのルーツに初期のブリティッシュ・ビートがある様子を克明に浮き上がらせる内容となっている。


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Magic People - The Paupers (Oldays)



カナダのポップ・サイケバンド、ポーパーズが1967年にリリースしたファーストアルバムで、当時ビルボード誌のアルバムチャートにもランクインを果たしている(最高178位)。ガレージサウンドと美しいコーラスワークが融合した、この時代特有のサイケなロック。なおこのバンドでドラムを叩いていたスキップ・プロコップはその後、1971年に「One Fine Morning」の全米ヒットを放つブラス・ロックバンド、ライトハウスを結成。70年には大阪万博出演のため来日し、そこで親交を深めた内田裕也を通じてフラワー・トラベリン・バンドの海外進出を手引きしたことでも知られている。


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2019年05月25日

Paint It Black/Groovin' with The Soulful Strings (Oldays)



チェス・レコードのサウンドを支えるスタジオ・ミュージシャンたちによるユニット、ソウルフル・ストリングスがリリースした最初の2枚のアルバムをカップリングしたCD。R&B界ではフィラデルフィアのMFSBやバリー・ホワイトのラヴ・アンリミテッド・オーケストラに先駆けるもので、その後実験的な作品を多数生み出していくことになるチェス傘下各レーベルのプログレッシブ路線の源であると同時に、R&B界の一つの潮流に影響を与える存在となった隠れた重要作。


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Soul Searchin'/Watusi Trumpets - Claus Ogerman and His Orchestra (Oldays)



ビッグバンド・ジャズからフュージョン、R&Bまで数々の名作の誕生に貢献してきたアレンジャー、クラウス・オガーマンが、キャリア初期の1965年に自身のオーケストラ名義でリリースしたポップ・インストアルバム2作をカップリング。当時ありがちなヒット曲をインスト化したものだが、全編を通してオルガンがフィーチャーされており、モッドジャズ的な楽しみ方もできる。


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Drumsville/Percolator Twist and Other Twist Hits - Earl Palmer (Oldays)



1950年代〜60年代にかけてニューオリンズからロサンゼルスのスタジオシーンを渡り歩き、参加した数々のセッションで“ロックビートを生み出した男”といっても過言ではない活躍をみせたドラマー、アール・パーマーが、60年代初頭にリリースしたリーダー作2枚をカップリング。『Drumsville!』は彼が実際にオリジナル録音で演奏していた楽曲を含むR&Rクラシックをインスト化したアルバムで、余裕のドラミングが印象的。当時頭角を現しつつあった後輩ドラマー、サンディ・ネルソンの「Teen Beat」を「お前にこれができるか?」といわんばかりのオカズ満載で演奏するバージョンなどが聞きもの。もう一枚の『Percolator 〜』は62年当時のツイストブームに乗じて当時のヒット曲をツイスト化し、演奏したもの。


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2019年05月22日

AOR Global Sounds Vol.4 (Favorite Recordings)



世界各国のAORサウンドを紹介する『AOR Global Sounds』の第4弾は、1980年代にアメリカ各地のインディ・レーベルに残された「幻のAOR解放同盟」といった趣き。詳しいデータが掲載されていないので詳細は不明だが、これまで名前も聞いたことがないようなレーベルからリリースされていたアナログのシングルやLPから“AOR的なもの”をキーワードに丹念に音源が拾い集められている。


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Too Slow to Disco Neo - En France (How Do You Are?)



昨今の世界的なAORサウンド再評価の盛り上がりをけん引してきた『Too Slow to Disco』シリーズの最新版は、これまでとは趣が変わってここ2〜3年のうちにフランスで録音された“ネオAOR”の作品集。シャレオツなミドルナンバーが並ぶが、かつてのAORサウンドへの敬意が強く感じられるような楽曲はあまりなく、このシリーズに関連付けてリリースする必要はあったのかな?という印象。


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Pacific Breeze: Japanese City Pop AOR & Boogie 1976-1986 (Light in The Attic)



これも“世界のAOR”の流れなのか、アメリカのLight in The Atticから昭和50年代日本のシティ・ポップ(AOR同様これも和製英語!)をテーマにしたコンピレーションがリリースされた。収録曲は同レーベルから単独作も再発されアメリカでプロモーションツアーも行う細野晴臣とその人脈の作品を中心に選曲されており、中には我々日本の音楽リスナーがシティ・ポップという言葉から連想する“洋風歌謡”作品とは趣を異にする楽曲も多いが、これも音楽の一つの解釈。今後同社から登場するであろうさらなる発掘コンピに期待するとともに、日本のレコード各社からも、かつて多数リリースされていたシティ・ポップコンピの再編盤が続々リリースされることを願いたいところ。


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2019年05月19日

The Night Has A Thousand Soundalikes: 60s Teen Pop influenced by Bobby Vee (Teensville)



1960年代前半に登場し、ビートルズのアメリカ襲来以降も活躍を続けた数少ない男性ポップシンガーの一人ボビー・ヴィー。元々はバディ・ホリーのフォロワー的な立ち位置でデビューした彼はその独特な鼻にかかった歌声とブリル・ビルディング産の高品質な楽曲、そしてプロデューサーのスナッフ・ギャレットが生み出すファンシーなサウンドで男性ティーンポップのひな型的なものを創り上げ、多くのフォロワーを生み出した。それらフォロワーの作品を丹念に集めた本コンピレーションは有名無名のアーティストによるドリーミーなポップス集となっており、頑固なオールディーズファンも唸らせる充実の内容。


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Sands Storm!: The Original LP plus Selected Singles - Tommy Sands (Jasmine)



1950年代を代表するティーンアイドル、トミー・サンズが59年にリリースしたアルバム。R&Rナンバーのカバーが中心でアルバムの出来は今一つだが、ボーナストラックとして彼が放ったヒットの大半を収録しているので、彼のベスト盤として聴けるのがミソ。1960年代の一時期フランク・シナトラの義息(ナンシー・シナトラの夫)の座を射止めたほどの高いアイドル性を味わってみては。


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2019年05月16日

The Route to The Root: Chicago Blues 1941-1960 (Oldays)



オールデイズ・レコードのワンコインR&Bコンピレーション第2弾のテーマは“シカゴ・ブルース”。シカゴ・ブルースと聞いてすぐに思い浮かべる「ギター抱えて一節唸る」タイプの有名曲からピアノブルース、女性アーティストまでスタイルにバラエティを持たせながら、シカゴ録音の楽曲収録にとことんこだわるマニアックぶり。「ロックが好きだったらブルースくらい聴いておかなきゃ。」と口煩いロックおやじに説教される前に入手しておきたい一枚。


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Rock 'n' Roll with Scat Man - Scatman Crothers (Jasmine)



こちらは90年代の一発屋ではなく、1940年代以降長くアメリカの芸能界で活躍したジャイヴ・シンガー、スキャットマン・クローザーズが1956年にリリースしたアルバムに、その前後の時期リリースしたシングル音源を大量に追加したベスト盤。その名前から期待させる強烈なスキャット・ナンバーは意外にも少ないが、ルイ・ジョーダンタイプのユーモラスかつスマートなボーカルは、その後数多くのTVショーや映画『シャイニング』『カッコーの巣の上で』などに出演し活躍を続けた彼の芸風の片りんを感じさせる。


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2019年05月13日

Hallelujah: The Songs of Leonard Cohen (Ace)



2016年に82歳で亡くなったシンガーソングライター、レナード・コーエンの作品集。1960年代から2000年代まで、幅広い世代のミュージシャンたちに愛され、様々なスタイルで録音された作品が収録されている。


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Three Day Week: When The Lights Went Out 1972-1975 (Ace)



1973年、イギリスでは中東のオイルショックに加え、国内炭鉱労働者の度重なるストライキによる燃料不足のため、産業向けの電気の供給を一周間のうち3日に限定するという“Three Day Week”政策を約3ヶ月にわたり実施。イギリス経済の停滞を招いたこの時期の雰囲気を伝えるコンピレーション、という日本人にはちょっと理解が難しいCDがこちら。収録曲は特に政治的なメッセージが強いものではなく、グラムロック全盛期のハードなギターサウンドと、初期のチープなシンセサイザーの音色が耳に残る楽曲が多い。これから数年後に起こるパンクロック爆発の序奏となる作品集、と捉えればよいか。


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2019年05月10日

Where The Girls Are • Volume 10 (Ace)



2003年に最初のCD版がリリースされたエース・レコードの看板企画の一つ『Where The Girls Are』が第10集のこちらで終了するという。60年代ガールポップの知られざる佳曲を探し続けるこのマニアックな企画がこれだけの長期間、そしてこれだけのボリュームで継続したことにオールディーズファンとして感謝したい。





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Girl in A Million: The Complete Recordings - Twinkle (RPM)



1964年、ビートブームに沸くイギリスで「Terry」のヒットを放ったガールシンガー、トゥインクルの音楽活動のすべてを収めた2枚組。チャート成績的にはほぼ一発屋だがそのルックスの良さもありCD時代以降も人気は高く、様々な形でコンピレーションがリリースされており、今回はそれら音源をすべてまとめた形になっている。儚く音楽シーンから消えたアイドル、という印象の強い彼女だが実はその後も70〜80年代にかけて何度もカムバックを試みて、そのたびに不運にも挫折を繰り返した物語をこのCDでは知ることができる。収録曲のいずれも質が高いので、ガールポップ好きには一聴をお薦めしておきたい。


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Cyclone! Gallic Guitars A-Go-Go 1962-66 (Ace International)



1960年代フランスのギター・インストバンド特集。同国の「マジック」というレーベルから同趣のコンピレーションが多数出ているが、イギリスのレーベルが編集という点がミソか。フランスというお国柄からは予想できないウェットかつノイジー&ガレージーな暴力的ギターサウンドが楽しめる。


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2019年05月07日

You're The Man - Marvin Gaye (Tamla/Motown/UMe)



マーヴィン・ゲイが大ヒットを記録した『What's Goin' On』に続いて1972年に制作しながら、先行シングルを除いてお蔵入りとなってしまったアルバム『You're The Man』の収録予定曲を集めたコンピレーション。今回のために新たにリミックスされた音源を除いて、ほとんどこれまでに何らかの形でリリース済みのものばかりのようだが、彼のキャリアの中でも特に人気の高い時期の録音をひとまとめに聴くことができるようになったことに意味がありそう。


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Me & Mrs Jones: The Anthology - Billy Paul (SoulMusic)



ビリー・ポールのベスト盤はそれこそ何十種類もリリースされているが、これはおそらくこれまでで最もヒット曲をもれなく収録した2枚組コンピレーション。1枚目に政治的メッセージ色の濃い曲を、2枚目にはラブソングを中心に収録し、ポップ、R&B及びUKチャートにランクインしたヒットはすべてカバー。長尺のアルバムバージョンを並べることで、ビリー・ポールのビター&スウィートな世界をたっぷりと味わえる。


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2019年05月04日

Stand Back: 1981-2017 - Stevie Nicks (Rhino)



フリートウッド・マックのメンバーとしてだけでなく、ソロアーティストとしても今年ロックの殿堂入りを果たしたスティーヴィ・ニックスの、ソロ活動から生まれた作品を3枚のCDに収めたアンソロジー。ヒット曲やアルバム収録曲だけでなく、様々なアーティストとのコラボレーションやゲスト参加、ライブ音源やサントラ収録作品までかなり細部まで掘りつくした選曲で、既に彼女のオリジナルアルバムをすべて持っているようなファンでも、つい手が伸びてしまうマニアックなボックスとなっている。


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Jeanette: Spain's Silky-Voiced Songstress 1967-1983 (Ace International)



イギリスのエース・レコードが精力的に取り組んでいる“世界のガールポップ”シリーズの番外編は、スペインで1960〜80年代にかけて活躍した女性シンガー、ジャネットのベスト盤。ロンドン生まれロサンゼルス育ちのジャネット・アン・ディメックは10代の時にバルセロナに移住、当地でフォークロックグループ、ピクニックを結成し、クロディーヌ・ロンジェ風のウィスパリング・ボイスで人気シンガーの仲間入りを果たす。70年代に入りソロとしての活動を始めた彼女は日本語盤も制作された「Soy Rebelde(あまのじゃく)」やフランス映画『カラスの飼育』のテーマ曲「Porqué Te Vas」などインターナショナルな活躍を続けた。スペイン語圏以外では初めてリリースされたこのコンピレーションで、これまで断片的にしかわからなかった彼女のキャリアを総括することができる。


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Free Soul Yasuko Agawa (JVCKENWOOD)



昨年購入してここでも紹介した阿川泰子のベスト盤は、30年前に発売されたアナログ盤のストレート・リイシューで、今どきそんなことするかな・・と少々疑問の残るものだったのだが、今年になってこんなコンピレーションがリリースされた。彼女のレコードは海外のクラブでもかけられることがあるそうで、そんな視点からの選曲となっている。

ブラジリアン・テイストのサウンド、舌足らずなボーカル、怪しいアクセントの英語・・・。かなり“風変わりな”音楽として海外では受け止められているのかな、と思いながら聴いた。ジャズというよりも、昨今話題となっている“シティポップ”の流れで聴くと違和感のない内容。


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2019年05月01日

The Candymen (Oldays)

The Candymen

ロイ・オービソンのバックバンド(バンド名は彼のヒット曲が由来)から独立し、デビューを果たしたキャンディーメンのデビューアルバム(1967年発表)。日本のヒットパレードにも登場した「Georgia Pines(みどり濃きジョージア)」をはじめとしたソフトサイケ路線と、グループのメンバー数名が後年クラシックス・フォーと合流し結成するアトランタ・リズム・セクションの片りんをうかがわせる南部ルーツのカバー曲が混在した内容で、60年代後半に数多く輩出された南部産のポップ・サウンドを聴くことができる。


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The First Edition (Oldays)

The First Edition

カントリー・ミュージック史上有数のヒットメーカーであるケニー・ロジャースの、50有余年のキャリアのスタートとなったグループ、ファースト・エディションのデビューアルバム(67年作)。時代の空気を色濃く反映した「Just Dropped In」をはじめナッシュビル産のポップ・サイケサウンドを創り出したのは、同時期にメイソン・ウィリアムスの「Classical Gas」を手掛けグラミー賞を獲得しているプロデューサーのマイク・ポスト。ロジャースの後年の作風からは大きな隔たりがあるが、これも時代の産物か。


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If I'm A Fool for Loving You: The Complete 1960's Recordings - Bobby Wood (RPM)



個人的な思い出話になるが。10年以上前、新宿百人町のビルの地下にあったソウルバー(店名失念・・)に、その世界では名の知られたソウル・ファンのNさんに連れていっていただいたことがあった。そこでお店のマスターとオールディーズ話が盛り上がり、質問されたのが「ボビー・ウッドの『悲しきパラダイス』ってCDになってる?」だった。帰宅後色々と検索してみたが件のCDは見つからず、なぜかこの曲の尾藤イサオによる日本語カバー音源を持っていたので後日CDを持参したところ、マスターは大変喜んでくれたのだが“ボビー・ウッド問題”は僕の心の片隅にいつまでも残ることとなった・・。

そんなボビー・ウッドが60年代に残した録音群のコンピレーションが、数曲を除くほとんどすべてが初CD化という形でリリースされた。ボビー・ウッドは1960年代初頭にロックスターを夢見てメンフィスのサン・レコードからデビューを果たした数多いロックンローラーの一人で、ソロ活動の傍らメンフィス・エリアのスタジオ・ピアニストの第一人者として活躍。60年代後半にはアメリカン・スタジオのレギュラーメンバーとしてB.J.トーマスやボックス・トップス、エルヴィスの『Elvis in Memphis(同作には彼の「If I'm A Fool for Loving You」のエルヴィスバージョンが収録されている)』など諸作で重要な役割を果たし、その後にはガース・ブルックスのメガ・セールスアルバムの常任ピアニストとして彼のサウンドを支えるなど、ポップ/カントリー界の重要サイドマンとして活躍を続けた。

本コンピレーションは彼が60年代全般にわたって様々なレーベルからリリースしたシングルやアルバム音源を2枚のCDにコンプリート収録したもの。全国的なヒットはないが地元メンフィスでは人気アーティストだったようで、初期のティーンポップからポップカントリー、60年代後半に新世代のカントリー・ソングライターたちが台頭した時代の録音など、60年代のメンフィスから送り出されたサウンドの変遷が楽しめる内容となっている。このCDのニュースが、件のソウルバーのマスターにも届くといいのだが。。


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