2018年11月19日

Living/True Stories and Other Dreams/Judith - Judy Collins (BGO)



ジュディ・コリンズが1971年〜75年にかけてリリースした3枚のアルバムをコンパイル。その美声や美貌に加え、コリンズは何年かに一度彼女のキャリアを方向付ける運命的な楽曲に巡り合う強運の持ち主でもあり、60年代でいえばジョニ・ミッチェル作の「Both Sides Now(青春の光と影)」がそれに当たるが、71年にアルバム『Living』をリリースした時期の彼女は、その前作の『Whales & Nightingales』に収録されていたトラディショナルナンバー「Amazing Graca」が評判となっていたところ。同曲はアメリカでTOP20ヒットを記録したが、イギリスではそれをはるかに上回る評判を呼び、トータルで67週間UKチャートにランクインを続ける異例のロングランヒットに。それを受けて発表された『Living』は、スタジオ録音にライブ録音4曲が追加されたいささか急ごしらえな印象、また取り上げられているレパートリーも60年代のプロテストソングが中心となっているため、71年という時期を考えると若干不満の残る内容。

続く73年の『True Stories and Other Dreams』は収録曲の大半を彼女のオリジナル曲で固めた意欲作で、アルバムセールスもまずまずだったようだが、75年の『Judith』では再び他のソングライター作品を中心に取り上げる方針に回帰。その中で再び彼女はキャリアを決定づけるヒット、スティーヴン・ソンドハイム作の「Send in The Clowns」と出逢い、同曲でグラミー賞を獲得することとなる。



Track List

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Bread and Roses/Hard Times for Lovers/Running for My Life - Judy Collins (BGO)



こちらはジュディ・コリンズが1976年〜80年に発表したアルバム3作。クラシックやトラディショナル、映画音楽やスタンダードなど幅広いレパートリーを取り上げる中「Send in The Clowns」で成功を収めたスティーヴン・ソンドハイム作品の収録も恒例化。サウンドもその時代のコンテンポラリーなものへと変化していったが、彼女の歌唱が60年代以来あまり変わらないので、やや一本調子に聞こえてしまうきらいがなくはない。


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