2018年11月13日

Bob Stanley & Pete Wiggs present State of The Union: The American Dream in Crisis 1967-1973 (Ace)



1960年代後半〜70年代前半にアメリカのポップ系アーティストによって録音されたプロテスト&メッセージ・ソング集。ベトナム戦争の激化や社会情勢の不安定化により自称“偉大な国”アメリカがその自信を喪失した時代(その後建国200年の盛り上がりで幾分盛り返す)の空気を反映して生まれた問題作・異色作を数多く収録。


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Leaving On A Jet Plane - John Denver (Reprise/Rhino/Varèse Vintage)



ジョン・デンバーのレコーディング・キャリアのスタートはチャド・ミッチェル・トリオのチャド・ミッチェルの後釜として、チャド・ミッチェル・トリオへ加入したことがきっかけ(???)。フォークブームが過ぎ去り、加えてご本人不在の“チャド・ミッチェル・トリオ”をけん引するのに大変な苦労があったことは想像に難くないが、そんな中彼は自主制作で自作曲を録音したソロアルバムをプレスして業界関係者に送り付け、その中の一曲「Oh Babe, I Hate to Go(後の「Leavin' On A Jet Plane」)」がピーター、ポール&マリーの目に留まって1967年のアルバム『Album 1700』に収録されたことから、ソングライターとして注目が集まることとなった(但し同曲がナンバー1ヒットを記録するまでは更に2年の歳月を要することになる)。

本CDはデンバーのグループ活動末期にあたる1967年〜68年にリプリーズ・レコードで録音した作品を集めたもの。一番の聴きものは彼ら自身による「Leavin' On A Jet Plane(悲しみのジェットプレーン)」で、フォークロック〜サイケデリックの時代になんとか迎合していこうという姿勢が見え隠れする。もう一点の注目は、グループのオリジナルメンバーがすべて去り、もはや“ミッチェル”の名前も権利上使えなくなったデンバー、ボイズ&ジョンソンの時代で、この“ジョンソン”は実は後年「Bluer Than Blue」の大ヒットを飛ばすマイケル・ジョンソン。そういった点も含めて過渡期的な音楽を楽しむべきCDとなっている。


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