2018年08月28日

California Groove IV (The Good Sound/Warner Music France)



日本で称するところの“AOR”が海外で「ヨット・ロック」や「AORディスコ」のキーワードで再評価されるようになる今から数年前から、更に遡ること数年。2010年前後にライノ・レコードのフランス支社から『California Groove』のタイトルでAORを新たな視点でとらえ直す画期的なボックスセットが3種リリースされ、このブログでも紹介したことがある(詳細は過去のブログ記事を検索!)。それから約7年がたち、AORリバイバルの機運が高まる再発シーンに、ムーブメントの元祖的存在である同シリーズの第4弾が6枚組のボリュームでリリースされたので、そちらをご紹介。

本ボックスはここ数年のリバイバルムーブメントから派生した様々な事象に目が配られた選曲がされており、1970年代後半から80年代にかけて録音されたクラシックな作品は勿論のこと、その後再発見されたハワイ産AORなどアメリカ西海岸以外で制作された作品、AORディスコ向けにリミックスされたダンスバージョン、更にAOR界のクラシック・アーティストが2000年代以降に録音した作品や後続アーティストによるAORテイストの作品など幅広い年代の音源が、新たに録音されたインタールードを挿みながら統一感をもって収められている。このボックスが投じた一石が、AOR再発シーンにどのような影響を与えるのか、今後注意深く見守っていきたい。


Track List

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AOR AGE presents Gems & Rarities (Sony Music Labels)



定期的に刊行されているAOR専門誌「AOR AGE」監修の2枚組コンピレーション。マニアックな同誌だけにありきたりなAOR集にはなっておらず、通常AOR的観点ではあまり焦点が当てられないアーティストや、メジャーな“AORアーティスト”ながら当時シングルのみでリリースされたことなどにより見落とされがちな作品に重点を置いて選曲がされている。ここ数年様々なコンピレーションや1,000円CDによってすっかりAORに詳しくなったつもりの僕に、この道の奥深さをまざまざと思い知らせてくれる(笑)濃厚盤。


Track List

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