2018年05月25日

Get Down with The Philly Groove selected by Hiroshi Nagai (Philadelphia International/Sony Music Labels)



何年か前、浜田山にあるロックバーのイベントで永井博氏の話を聞いたことがある。その時のイベントのテーマは“『A Long Vacation』とナイアガラ”で、これはお店のマスターがかつて永井氏の仕事のお手伝いをしていたことから実現したものだった。あの有名なアルバムジャケットを手掛けたことで飛躍的に知名度を高め、西城秀樹とカレーのTVCMに出演した話とか、ジャケットデザインの使用料に関する愚痴のような話とか(笑)、色々興味深いエピソードを聞くことができた。

イベントの後半は永井氏がDJを務めるレコードコンサートで、その時のテーマは“スイートソウル”だった(はず)。R&B好きとしても知られる氏なのでその選曲はメジャーからマイナーものまで取り混ぜられており、大変勉強になった記憶がある。本CD『Get Down with 〜』は氏の選曲によるフィリーソウル特集で、超有名曲から知られざる佳曲までフィラデルフィア・インターナショナル以外の音源も加えた“広義のフィリーソウル”を、緩急織り交ぜた構成で2セット通算150分以上にわたってDJショーのように楽しめる。このCDリリースを記念したトーク&音楽イベントの開催を、また浜田山のマスターにお願いしたくなった(笑)。



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Get Down with The Philly Jump - Instant Funk (Philadelphia International/Sony Music Labels)



こちらは3月にソニーのディスコ名盤シリーズの一枚として出されていたが、危うくスルーするところだったもの(上掲のコンピレーションのタイトルを見て気がついた・・・)。インスタント・ファンクはサルソウル・レーベルから数多くのヒットを飛ばしており、そこら辺はベスト盤を持ってるからいいや、といつもの悪い癖が出たのだが、本作は76年にフィラデルフィア・インターナショナルから出ていたレアなファーストアルバムだった。フィラデルフィアのベテラン、バニー・シグラーのお抱えバンドとして結成された彼らは後に“サルソウルのMFSB”的存在に成長するが、ここではインストナンバーを中心とした若さ溌溂とした演奏が楽しめる。



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Love Unlimited (Geffen/USM Japan)



映画「サタデー・ナイト・フィーバー」日本公開40種年を記念して、ディスコ・ミュージックの名盤、希少盤が一枚1,080円で100種リリースされる大型企画の一枚。バリー・ホワイトが音楽シーンで名を馳せるきっかけとなった女性ボーカルグループ、ラヴ・アンリミテッドのファースト(72年)、これまで彼女たちの音楽はベスト盤のみを購入して済ませていたが、本作はもっと早く入手しておくべきだったと思った。大ヒットした「恋の雨音」をはじめこの後間もなくソウルミュージックのメインストリームの一角を占めることになるバリー・ホワイトの作風は既に完成しており、しかも女性ボーカルにホワイトの低音のつぶやきが絡む超濃厚な世界。ディスコティークのジャンルを超えて、70年代ソウルを代表する名盤といっていいだろう。


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