2016年06月28日

Break-A-Way: Warner Girl Group Nuggets Vol.6 (Warner Music Japan)



昨年リリースされた“CD時代最後のガールポップ大型企画”『Warner Girl Group Nuggets』シリーズは売れ行きが好調だったようで、めでたく続編がリリースされた。旧英EMI系の一部カタログも傘下となった豊富なレパートリーから比較的珍しい曲が集められた(世界初CD化を含む)第5集と6集合わせて全50曲。リリースが何度か延期されたので心配していたが、無事手許に届いたことをまずは素直に喜びたい。制作者のオールディーズへの執念をひしひしと感じる(笑)力作コンピレーション。


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Scratch My Back!: Pye Beat Girls 1963-1968 (Ace)



デッカ編『Love Hit Me』に続く60年代イギリスのビート系ガールポップ(日本でいうところの“一人GS”??)集『Scratch My Back!』は、パイ・レコードからリリースされた作品からのセレクション。同レーベルといえばなんといってもサンディ・ショーが“ビート女王”的存在で、次いでデッカから移籍してきたビリー・デイヴィスあたりが代表格(別格的存在でペトゥラ・クラークもいるが、彼女は“ビート”ではないだろう)となるが、残念ながらここに収録されている楽曲は二人のベスト作品ではなく、個々のCDを聴いた方がよさそう。他にモッド系のコンピでよく名前を見るシャロン・タンディなどに興味を惹かれる。


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2016年06月25日

Marvin Gaye Volume Two 1966-1970 (Tamla/Universal/Motown)



マーヴィン・ゲイがモータウンからリリースしたアルバムが、3つのボックスに分けて紙ジャケリリースされた。デビューから1965年までの『Volume One』はスタンダード集などが多く、あまり興味がないのでパス。逆に1970年代以降の『Volume Three』は既にすべてのアルバムを持っているのでパス。ということで今回入手したのは1960年代後半をカバーする『Volume Two』。5年間に本当に8枚ものアルバムを出していたのか?と確認したらそのうち4枚はデュエット・アルバム(うち3枚はタミー・テレルとの共演盤)ということなので納得。66年当時の彼はまだノーザン・ビートまっしぐらという感じだが、その後プロデューサー、ノーマン・ホイットフィールドとの出逢い等もあり徐々にファンキーな路線を歩みはじめ、一方でタミー・テレルとのデュエットは大ヒットを連発・・・と色々あったこの時期の彼。その後のアーティストとしての開花時期の前哨戦として興味深い作品が多く収録されている。

Marvin Gaye Volume OneMarvin Gaye Volume One Marvin Gaye Volume Three


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Just As Long: Ther Complete Wand Recordings 1972-74 - The Independents (Kent Soul)



ポップスファンには1973年のヒット「Leaving Me」で知られるインディペンデンツは、シカゴ出身の男女混成グループ。後にナタリー・コールのプロデュースで大成功を収めるチャールズ・ジャクソンとマーヴィン・ヤンシーの2人によって集められた彼らは1972年から74年にかけて8曲ものR&Bヒットを放っており、このCDではこれまでの“一発屋(失礼!)”の認識を改めるべきスイートなシカゴ・ソウルサウンドを楽しむことができる。CDの最後にはボーナス的に彼ら解散後の1975年にリリースされた「I Love You, Yes I Do」のトム・モールトンによるリミックス・バージョンが収録されているが、これがなかなかのアーリー・ディスコ・サウンドになっていて聴きもの。


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Warm & Tender Soul - Joe Haywood (Playback)



今年に入って始動し、何枚かのソウル復刻系CDのリリースがアナウンスされている新レーベル「プレイバック」の、現在のところ唯一手許に届いているCDがジョー・ヘイウッド。サウス・カロライナ出身のシンガーで、パーシー・スレッジが1966年に放ったヒット「Warm and Tender Love」のオリジナル・バージョンを歌っていたのが彼なのだとか。ボビー・ロビンソンのプロデュースの下1964年から68年にかけて様々なレーベルからリリースされた19曲の録音が一枚のCDにまとめられており、タイプ的にはサム・クック系のディープ・ソウルといったらいいだろうか。音質はあまり良好でないが、それぞれの楽曲の質は高い。国籍不明のレーベルだが(クレジットに読み慣れない言葉が書いてあるが、どうもポーランド語らしい・・・)今後届くCDにも期待したい。


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2016年06月22日

Masterpiece & Smooth Sailin' - The Isley Brothers (Robinsongs)



昨年リリースされたT-Neck時代のアルバム等を集めたボックスセットがものすごいボリューム(23枚組!)で、未だに聴けていないディスクが存在する(汗)アイズレー・ブラザーズ。同ボックスの補足的CDである85年&87年作のカップリングがリリースされた。黄金時代を築いた“3+3”体制が分裂し、オリジナルの3兄弟編成に戻って移籍したワーナー・ブラザーズからリリースした85年作『Masterpiece』は、そのタイトルに反してこの時期特有の大仰なシンセ・サウンドが今一つ彼らの雰囲気に合わない印象。3兄弟のうちオーケリーが86年に急逝したことによりロナルドとルドルフのデュオとなった87年作『Smooth Sailing』はサウンドのデジタル化がさらに進むが、シングル曲をメロー路線に焦点を絞ったことで現在に至る“ロナルド=バラディアー”のイメージを打ち出した点は評価できるか。


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Always and Forever: Love Songs and Smooth Grooves - Heatwave (bbr)



1970年代後半の「Boogie Night」や「The Groove Line」といったディスコ・ヒットで知られるヒートウェイヴ。しかし彼らは一方で「Always and Forever」をはじめとするバラード・ヒットにも佳曲が多く、むしろこちらの路線の方が好きという音楽ファンも多いはず。彼らのバラードやメロー・グルーヴ系の曲ばかりが集められたこのCDは“バラード派”には非常に嬉しいコンピレーションで、1976年〜82年にリリースされた諸作から幅広くチョイスがされている。後にマイケル・ジャクソンの『Off The Wall』や『Thriller』のメインソングライターの一人に抜擢されるグループの頭脳、ロッド・テンパートンのメロディメーカーとしての才能を堪能できる一枚。


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Who in The Funk Do You Think You Are: The Warner Bros. Recordings - Sly and The Family Stone (Wounded Bird)



近年何種類かのボックスセットが相次いでリリースされているスライ・ストーンの、こちらは70年代後半〜80年代前半にワーナー・ブラザーズで録音した作品集。元々はライノ・ハンドメイドからリリースされていたものの廉価リリースだが、最近になって彼の作品を集めている者には有り難い。Epic時代から数年のブランクを経た79年の『Back On The Right Track』は復帰に対する意気込みが感じられる曲も少なくないが、続いて82年にリリースされた『Ain't But The One Way』は精彩を欠いたもので、既にプリンスらが頭角を現していた時期には厳しかったかな?という内容。ボーナスに当時のデモ録音が数曲追加されており、それでも彼は只者ではなかったという才能の片鱗がうかがえる。


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2016年06月19日

Mainstream Modern Soul 1969-1976 (Kent Dance)



1964年に設立されたジャズ・レーベル、メインストリームは60年代を通じて様々なジャンルの作品(中でもジャニス・ジョプリンの初期録音がよく知られている)をリリースする紆余曲折を経たのち、70年代に再びジャズ及びR&Bに焦点を絞って制作活動を行った。これまでリリースされていた同社のコンピレーションはメッセージ性の強い作品や前衛的な演奏に主眼が置かれていた印象があったが、今回は“モダン・ソウル”をテーマにポップでダンサブルな曲が集められている。ついでにこれまで購入を見送っていた同社コンピレーションも合わせて入手したので、一緒に紹介しておきたい。


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2016年06月16日

AOR Global Sounds 1975-1983 Vol.2 (Favorite Recordings)



大好評(?)“世界のAOR”第二集。各曲の詳しい説明もなく国籍不明のマイナー・レーベル音源ばかりが不愛想に集められているが、一聴して(日本的な意味での)AORサウンドとわかる作品揃い。収録曲数は少ないが、AORマニアに知られざるAOR佳曲を紹介する良質な企画盤となっている。


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The Ladies of Too Slow to Disco (How Do You Are? Recordings)



こちらも欧州発のAORコンピ「Too Slow to Disco」の、今回は女性アーティスト特集。「AOR Global Sound」と比較して名前の知れたアーティストが多く、大ヒット曲も含まれている(踊れちゃう曲まである!)ので、非常に聴きやすい。欧州のこの流れ、今後どのような展開となるのか・・?


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Nicolette/In The Nick of Time/Radioland - Nicolette Larson (BGO)



『The Ladies 〜』への収録はなかったが、彼女たちとほぼ同時期に活躍した女性シンガーがニコレット・ラーソン。彼女の初期3作(78年〜80年リリース、プロデュースはいずれもテッド・テンプルマン)を2枚のCDに収めたお得盤がリリースされた。ファーストアルバム『Nocolette』はニール・ヤングが提供した大ヒット「Lotta Love」はもちろんのこと、ヴァン・モリソンのバンドにいたリック・シュロッサーのファンキーなドラムが聴ける楽曲が素晴らしい。セカンドの『In The Nick of Time』以降は、マイケル・マクドナルドとのデュエット「Let Me Go, Love」のような佳曲もあるが、サウンドがやや華美になりすぎてファーストで聴けた彼女の良さが損なわれているかな・・という印象。


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2016年06月13日

Like I Do - Nancy Sinatra (Oldays)

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1966年の「にくい貴方」で大ブレークした(もうちょっと細かい話をするとその前年の「So Long Babe」でのイメチェンが後の成功につながった)ナンシー・シナトラ。彼女は言わずと知れたフランク・シナトラの長女で、これほどの大物、しかも所属レーベルのボスの娘がデビュー当初日本やイタリアなどごく限られた国でしか成功を収めることができず、アメリカではチャートの片隅にも痕跡を残すことができなかったことが長年不思議で仕方がなかった。最近ビルボード誌以外のチャート成績も調べることができる資料を入手したので確認したところ、初期の彼女のシングルの何枚かはキャッシュボックスやミュージック・ベンダー(後のレコード・ワールド)誌のチャートにはランクインしていたことが判明。しかしその順位はバブリング・アンダーの隅っこの方だったので、レコード会社によるそれなりの“ゴリ推し”はあったものの、それが功を奏することはなかったということがわかり一件落着。

本CDは彼女のその“不遇期”にあたる1961年〜65年にリリースしたシングル盤のAB面曲を収録したもの。同趣のCDは今から20年以上前に懐かしのエーサイド・レコードからリリースされたことがあるが、今回はその時どういう事情か収録が見送られた「ピンクのキッス」もきっちり収録された全20曲。クレジットがないのでどのようにライセンス関係をクリアしているかは不明だが、日本でお馴染みの「レモンのキッス」「リンゴのためいき」「フルーツ・カラーのお月様」「イチゴの片想い」「レモンの思い出」といった“フルーツ・シリーズ”がたっぷり楽しめる内容になっている。


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It Hurts to Be Sixteen - Andrea Carroll (Oldays)

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これまでコツコツと60年代のオリジナル・アルバムの復刻を続けていたオールデイズ・レコードが、ガール・ポップもののシングル・コレクションという非常にオールディーズ・ファンの琴線をくすぐる企画をスタートさせた。こちらは1963年のスマッシュヒット「なみだの16才」で知られるアンドレア・キャロルが1961年から65年にかけてエピック〜ビッグ・トップ〜RCAに吹き込んだシングル7枚分の音源を収録したコンピレーション。一番の聴きどころはやはり「なみだの〜」のヒットが生まれたビッグ・トップ時代で、プロデュースはトーケンズの面々、バックを同門のシフォンズが務めるという強力な布陣による楽曲はガール・ポップのお手本のような内容。彼女は66年にユナイテッド・アーティスツからさらに2枚のシングルをリリース、中でも「Hey Beach Boy」は非常に秀逸なので、できればそこまでを含むコンプリート・コレクションであればよかったのに、と思った。


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2016年06月10日

Baby Sittin' with Buzz Clifford (Oldays)

Baby Sittin' with Buzz Clifford

冒頭登場する幼児のしゃべり声が印象的な1961年のノヴェルティ・ヒット「Baby Sittin' Boogie」の“一発屋”と一般に見なされているバズ・クリフォード。彼のファースト・アルバムはカバー曲が多く内容的には今一つだが、今回ボーナス・トラックで追加されたシングル曲がドゥ・ワップ風味のティーン・ポップ傑作揃い。彼のオリジナル・シングルは非常に高価なうえCDコンピレーションに収録される機会もあまりないので、ボーナス目当てで是非入手をお勧めしたい。


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The Richard Barrett Story: Searching for A Hit 1954-1962 (Jasmine)



1950年代半ばにはフランキー・ライモンやシャンテルズを、その後の時代にはスリー・ディグリーズを見出したプロデューサー、リチャード(リッチー)バレットが、アーティストとしての成功を求めてリリースした数多くのシングルを集めたコンピレーション。ドゥ・ワップグループ、ヴァレンタインズ(メンバーにはジョニー・シンバルの「Mr. Bassman」でバス・ボイスを披露していたロニー・ブライトもいたという)を率いたり、売れっ子となったシャンテルズと組んでシングルをリリースしたりと、様々な試みが収められているがチャート成績は振るわず、今日もっとも知られている彼の作品はビートルズ他イギリスのビート・グループに挙って取り上げられた「Some Other Guy(当時はノン・ヒット)」だという・・。R&Rの歴史の断面を切り取ったようなコンピレーション。


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Sharp as A Pistol!: All The Hits All The Time - The Dovells (Jasmine)



フィラデルフィアのダンス/ボーカル・グループ、ダヴェルズの初期録音集。1961年〜62年にリリースされたアルバムとシングル音源を集めたもので、リード・ボーカルのレン・バリー以下エネルギッシュなボーカルと初期フィリー・サウンドを聴かせてくれる。彼らはこれ以降もさらにヒットを放ち、65年にはバリーが独立して成功を収めるので、そろそろまじめな編集によるボックス・セットの登場を望みたいところ。


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2016年06月07日

Circle of Love [Expanded Edition] - Sister Sledge (Atco/bbr)



シスター・スレッジといえばなんといってもシックの面々が制作にかかわった「We Are Family」などの特大ヒットが強烈で、人によっては彼女たちを“二発屋”と見なす向きもあるかもしれない。彼女たちはこの“二発”をモノにするまでに10年近いキャリアがあり、その初期の活躍ぶりがまとめられたCDがリリースされた。アルバム『Circle of Love』はシングル「Love, Don't You Go Through No Changes On Me」のヒットをきっかけに制作されたファースト・アルバムで、フィリー・マナーの初期ディスコサウンドと彼女たちの溌剌としたボーカルがが楽しめる好作。ボーナス・トラックはそれから79年の大ブレイクまでにリリースされたシングル音源で、イギリスのみで大ヒットしたキャッチーな「Mama Never Told Me」など、聴きどころは多い。


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This Is Eleanore Mills! (Soul Brother)



ソウル界の女傑、シルヴィア・ロビンソンが経営するレーベル、オール・プラチナムの傘下から1974年にリリースされた女性シンガー、エレノア・ミルズのアルバムで、プロデュースはモーメンツのハリー・レイとアル・グッドマン他。シルヴィアのようなお色気路線ではないが、ニュージャージー特有のいなたいサウンドと初期ディスコ・ビートの混在ぶりが味わい深い一枚。


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The Sisters and Their Sons - The Loving Sisters (Play Back)



グラディス・マクファーデン率いるベテラン女性ゴスペル・グループ、ラヴィング・シスターズの1974年作は、彼らの息子たちをコーラスに迎えたディープ&ファンキーなアルバム。そのコーラスワークはグラディス・ナイト&ザ・ピップスあたりを思わせるが、グラディス・マクファーデンのボーカルはどちらかというと(名前に反して)タイプ的にアレサ・フランクリン寄りか。こんなファンキーな宗教音楽、機会があったら生で聴いてみたい。


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2016年06月01日

Not The Flower But The Root +1 - Dana Valery (Brunswick/Solid)
Love Is A Merry Go Round - Ginji James (Brunswick/Solid)



イタリア出身の白人女性シンガー、ダナ・ヴァレリーが1972年にブランズウィックからリリースした『Not The Flower But The Root』は、チャイ・ライツの女性版カバー2曲「Oh Boy」と「Have You Seen Him」だけでソウル・マニアであれば入手する意味のあるアルバムだと思うが、同レーベルの制作スタッフ総動員で生み出された本作はポピュラー系のシンガーが発表した凡百の“なんちゃってR&B”アルバムとは一線を画すクオリティを誇る内容となっており、決してキワモノではないことは申し上げておきたい。もう一枚ジンジ・ジェームスの方はチャイ・ライツのリーダー、ユージン・レコードの奥方であったバーバラ・アクリンを除けば男性アーティストが大半を占めていたブランズウィックでは貴重な女性R&B。可憐なノーザン・ソウルを楽しめる佳作。


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First Time Around - Odysey 5 (Brunswick/Solid)
Never Gonna Leave You +1 - Marryann Farra & Satin Soul (Brunswick/Solid)



ノース・カロライナ州出身の女性5人組オデッセイ5が1974年にリリースしたアルバムは、商業的成功を収めることはなかったが当時活躍していた数多くの女性R&Bグループに引けを取ることのない本格派の歌を聴かせてくれる一枚。中でも「Stop, I Don't Need No Sympathy」が秀逸。もう一枚のマリアン・ファーラとサテン・ソウルはそのユニット名からもバリー・ホワイトからの影響がうかがえるグループで、初期ディスコの過渡期的なサウンドが楽しめる。


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