2016年05月31日

I've Made Up My Mind - Herman (Brunswick/Solid)
Rocky Roberts and The Airedales (Brunswick/Solid)



数年前、アメリカのブランズウィック・レコードのカタログが日本のソリッドから大量にCD化されたことがあった。僕にとってブランズウィックは憧れのレーベルなのでかなり真剣に購入を検討したが、オリジナル・アルバムの再発としては価格設定がやや高めだったため、結局数種のコンピレーションを入手したのみ(当ブログで紹介済)で、ほとんどの購入を見送ってしまった。が、再発の神様の思し召しか(笑)それらのカタログの多くがこの5月に新価格1,000円で再リリースとなり、僕はここでまた大人買い・・・。

まずの紹介は変わり種2種。ハーマンはコロンビア出身のシンガーソングライターで、ブランズウィックからのリリース経緯は不明。アコースティックなギター・サウンドとラテン・ビートの組み合わせはホセ・フェリシアーノやアルゾあたりを連想させるが、そのルックスや素直なボーカルに、僕はRCA時代のデヴィッド・キャシディに近いものも感じた。内容もよく、1,000円という価格を考えると、多くの好事家のコレクションに収まるべき掘り出し物ではないかと思う。

もう1枚のロッキー・ロバーツは兵役でヨーロッパに赴いた際にレコード・デビューのチャンスをつかんだというアメリカ人シンガーで、彼が66年にイタリアで吹き込んだマカロニ・ウェスタン映画『Django(続・荒野の用心棒)』のテーマ曲が、2012年にクエンティン・タランティーノ監督の『Django(ジャンゴ 繋がれざる者)』に使用されたことで新世代の映画/音楽ファンにもその存在が広く知られている。本作はその成功もあってか実現した母国凱旋盤。内容は当時のヒット曲のカバーが中心で特筆するものはないが、彼はその後彼の地で特大ヒットを放ち、イタリアで最も成功を収めたアメリカ黒人シンガーの1人に挙げられる存在となったそうなので、僕の関心はすでに彼のイタリア録音の方に向いている。


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Funky Chicken - Willie Henderson and The Soul Explosions (Brunswick/Solid)
Man On The Inside - Johnny Sayles (Daker/Solid)



アレンジャーとしてブランズウィック・レコードの様々な作品にかかわったウィリー・ヘンダーソンがアーティストとして1970年に発表した『Funky Chicken』は、彼が手がけたタイロン・デイヴィスのヒット曲のインスト・バージョン(多分演奏は同テイク)などやや企画ものっぽい内容。彼はこの時期ダニー・ハサウェイの『Everything Is Everything』に参加しており同作に通じるサウンドを期待していたのだが、残念ながらそれをはっきり確認できる作品はなかった。もう一枚のジョニー・セイルズはディープ系のソウル・シンガー。1972年という発表年の割にはサウンドが2〜3年古い印象があるが(各曲の録音時期は残念ながら確認できなかった)ノーザン系の佳曲が何曲か収録されている。


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2016年05月28日

The Birth of British Blues (Proper Box)



イギリスのブルース・シーンはトラッド・ジャズとスキッフルにそのルーツを求めることができる。と、ものの本にはよく書いてある(と思う)。で、そのルーツを求める作業とはどういうものなのかを物好きにも実証してくれたのがこの4枚組ボックス。“ブリティッシュ・ブルース”と聞いて我々がイメージするギター・サウンドが登場するのは、このボックスの優に3分の1を超える楽曲を聴いた後にアレクシス・コーナーの名前を見つけた時から(しかもこの時点はまだエレクトリックではない)。非常に忍耐力が試される・・・。それにしてもイギリス人がすごいのは1950年代後半〜60年代前半の数年間にブルース、ジャズ、ジャグバンドなどそれまでのアメリカ音楽30年分くらいを地道に復習する作業を行った点で、この蓄積があったからこそ60年代後半に本場アメリカをも凌ぐロック文化が花咲いたのだろう。ブリティッシュ・ロックの根元にある“地層”を温ねる学究的大作。


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Roger The Engineer [50th Anniversary Edition] - The Yardbirds (Repertoire)



今から50年前の1966年は様々なロック名盤が生まれた年だが、こんなアルバムの50周年記念盤もリリースされている。ヤードバーズの2作目にあたる本作は、時流を反映して収録曲すべてがバンドメンバーの単独または連名による作品という意欲作。いずれの曲も当時ロック最前線にいた彼らの意気込みが伝わってくる佳曲だが、中でもジェフ・ベック作の「The Nazz Are Blue」や「Jeff's Boogie」には時代を超えた魅力が感じられる。ステレオとモノ・バージョンに分けられたCD2枚のボーナス・トラックにはジェフ・ベックとジミー・ペイジのツイン・リードが楽しめる「Stroll On」やキース・レルフの“イケメンだけどボーカルはいまいち”なソロ・レコーディング、アウト・テイクなどを収録。音を通じて時代の空気がビンビン伝わってくる。


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Cream: Classic Album Selection (Polydor)



こちらも結成50周年にあたるパワーロック・トリオ、クリームがその短い活動期間に発表した4作のアルバムを収めたボックスセット。「そういえば僕はクリームのオリジナル・アルバムを持っていなかった。」ことに今さら気がついて購入。発表した作品自体が少ないので当然ながらほとんどの曲はボックスセットなどで聴いているが、アルバム収録順で聴くと当時のリスナーが彼らの作品にどのような印象を持ったのかを追体験できる気がして、やはりこういう聴き方も大切であることを再確認。イギリスとアメリカのチャートアクションの違いからもわかるように、彼らはある時期からアメリカで爆発的な人気を博し、それに応える形で作品をリリースしていくが、収録曲のライブ録音比率が徐々に増えていくのは「彼らの魅力を理解するのはライブが一番」という見方もある一方で、単純に狭いスタジオの中で長時間顔を突き合わせるのが耐えられない3人ということもあったのだろうと思う(笑)。


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2016年05月25日

Wayfaring Strangers: Cosmic American Music (Numero Group)



Numeroレコードが送り出す“アメリカのフォークロック版「幻の名盤解放同盟」”といった趣きの『Wayfaring Strangers』最新盤はカントリーロック編。1960年代後半にグラム・パーソンズによって蒔かれたカントリーロックの種子が、アメリカ各地のマイナー・レーベルを通じて芽吹いた様子が収められている。マイナー・アーティストならではの怪しさや危うさに満ちた作品が多数収録されており、非常に刺激的なコンピレーション。ガレージ物の発掘が一段落したら、今度は是非この手のアシッド感あふれるカントリーロックの再発見が進むことを願いたい。


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Firefall/Luna Sea/Elan - Firefall (BGO)



グラム・パーソンズも一時期在籍していたカントリーロックバンド、フライング・ブリトー・ブラザーズの元メンバーが中心となって結成されたファイアフォールの1作目から3作目のアルバムを2枚のCDに収めたもの。彼らはカントリーロックというよりは“メロウ・ロック”またはアメリカでいうところの“ソフト・ロック”の範疇に入るバンドで、既に持っているベスト盤に収録されているシングル曲以外は聴いてて退屈でたまらないのではないか・・?との危惧もあったが、初期のアルバムは意外にも佳曲揃い。ナメてかかってすみませんでした。。


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Final Wild Songs - The Long Ryders (Cherry Red)



アメリカ出身のバンドながら1980年代半ばにイギリスで人気を博した“元祖オルタナ・カントリーバンド”ロング・ライダーズが残した音源をほぼ網羅した4枚組アンソロジー。それほど熱心ではない僕のようなリスナーにはトゥー・マッチな内容だが、熱心なファンにはたまらない一箱だろう。いつも思うことだが“オルタナ・カントリー”ってカントリー・ファンとっては“カントリー”に聴こえないよね?という。アグレッシヴなフォークロックとか??ただ、こういう空気感の音楽が当時リスナーの音楽的視野を広げてくれたのも確か。と、彼らをMTV番組で観ていたリアルタイム世代の僕は、そう思った。


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2016年05月22日

I've Always Kept A Unicorn: The Acoustic Sandy Denny (Island/Universal)



サンディ・デニーのソロ録音や、彼女がかかわったユニットの録音からアコースティックな作品ばかりが集められたコンピレーション。デモやライブ録音が多く音質に問題のあるテイクもあるが、彼女の歌声をより深く楽しめる好編集盤になっている。


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North Country Maid/Loveinamist - Marianne Faithfull (BGO)



マリアンヌ・フェイスフルの3作目、4作目の2イン1。彼女は1964年のデビューから2〜3年の間にものすごいペースでシングルやアルバムをリリースしていたので、デビュー当初以来の可憐な作風は相変わらずではあるが、この時期になるとややマンネリな印象は否めない。彼女はこの後いろいろあってしばし音楽界から姿を消し、約10年後に別人となって(笑)カムバックを果たすことになる。


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Ten Songs by Tucker Zimmerman [Expanded Edition] (RPM International)



アメリカはイリノイ州出身のシンガーソングライター、タッカー・ジンマーマン(その名前からボブ・ディランの従弟を騙ってステージに上がったこともあったという)の1969年作は、イギリスのプロデューサー、トニー・ヴィスコンティと出逢って渡英した彼が録音した80曲分のデモテープから10曲が厳選された力作。彼のギター以外のほとんどの楽器がヴィスコンティによって演奏されたという本作は、初期のデヴィッド・ボウイやドノヴァン風フォークロックと解釈することができるが、全体的に地味な印象。ボーナス・トラックとして収録されている彼を大々的に売り出すために制作されたシングル曲(リック・ウェイクマンも参加)やその後ベルギーに活動拠点を移すために吹き込んだフランス語曲に、より興味を惹かれる。


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2016年05月19日

Young Love and All His Hits - Tab Hunter (Jasmine)



1950年代の唄う映画スター、タブ・ハンターのベスト盤。1957年に全米ナンバー1を記録した「Young Love」をはじめ彼がヒットチャートに送り込んだシングル曲は10年ほど前にEricレコードからリリースされたベスト盤でずべてCD化済なのでそれを持っていればチャート・マニアには不要なCDといえるが、Eric盤と比較して収録曲数はほぼ倍増、しかもヒット曲以外のダブりは意外と少なく、また1960年代に入って彼がワーナー・ブラザーズから「Young Love」をリリースした古巣ドットに復帰してからのシングル曲も収録されているので、彼のボーカルの拙さは置いておくとして、ティーン・ポップファンにはそれなりに価値あるコンピレーションではないかと思う。



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Here Comes Summer 1959-1962 - Jerry Keller (Jasmine)



1959年の「Here Comes Summer」の一発ヒットでヒットチャートから姿を消したポップ・シンガー、ジェリー・ケラーのベスト盤。キャップ・レコード及び61年に移籍したキャピトル(ここでバブリング・アンダーヒットを一曲残している)に録音された作品を集めた本CDには、一発屋に終わってしまったことが不思議なくらい優れたティーン・ポップが数多く収録されている。チャート成績は恵まれなかったが、オールディーズファンにはきっと満足いただける内容。



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I've Got It!: Greatest Recordings 1958-1962 - Steve Alaimo (Jasmine)



マイアミを拠点に1960年代〜70年代にかけて活躍したスティーヴ・アレイモは、HOT100上の成績こそ1963年の「Every Day I Have to Cry」の46位が最高だが、地元では根強い人気を誇っていたようでビルボード誌のポップ・チャート下位に14曲ものヒットを送り込んでいる(この記録はTOP40ヒットを持たないアーティストとしては最多なのだそうだ)。70年代に“マイアミ・ソウル”のプロデューサーとしてナンバー1ヒットを連発することになる彼の初期録音集である本作は、ロカビリーからティーン・ポップ、白人R&Bまで様々なスタイルで奮闘する彼の貴重な記録を収めた好企画盤である。



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2016年05月13日

'Lectric Lady - Carrol Willamas music by The Salsoul Orchestra (Salsoul/Octave/Ultra Vibe)



こちらもセール・シーズンに某通販サイトでまとめ買いしたものの一枚。数年前にサルソウル・レコードのオリジナル・アルバムが一斉にCD化され、そこにはかなりの希少盤も含まれていたのだが、価格が一枚2,000円近いとなるとそう気軽には買えないな・・・と思いながら結局スルーしてしまっていたこのシリーズ。その様子を再発の神様がどこかで見ていてくださったようで(笑)今回一枚1,000円の“大人買い価格”セールがスタートし、喜び勇んで購入させていただいた。

このアルバムは同社とごく初期に契約を結んだ女性シンガー、キャロル・ウィリアムスの1976年作。典型的なディスコ・アルバムではあるがサンドがまだ新鮮で、バックを務めるサルソウル・オーケストラも彼らが当時ヒットさせたばかりの「Tangerine」のフレーズを曲に織り込ませたりして、レーベルのサウンドをアピールする様子が微笑ましい。こういう時期の作品は聴いていて本当に楽しい。今回のシリーズ購入した作品の中には80年代に入ってからリリースされた「別にサルソウル・マークがついてなくてもいいんじゃね?」というアルバムもあるのだが、このブログは購入備忘録的性格もあるので、とりあえず記録に残しておくことにする(この後しばらくコメントのないアルバム紹介が続きます)。


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2016年05月10日

How 'Bout Us [Expanded Edition] - Champaign (Columbia/Funky Town Grooves)
Modern Heart/Woman in Flames - Champaign (Columbia/Funky Town Grooves)



5月は通販業界ではセール期にあたるのか、方々の通販サイトでCDのセールが開催されている。70年代〜90年代のR&Bものを精力的に再発しているレーベルFTG(Funky Town Grooves)のサイトでも年に一度のカタログ作品1枚5ドルセールを開催していて、いい機会なのでこれまで買い損ねていたものを何枚か購入してみた(実際には送料がかかるので1枚当たり1,000円くらいの値段になった)。シャンペーンは1981年の大ヒット「How 'Bout Us」がよく知られる(というか他の曲を知る人はほとんどいない)男女ボーカルを擁するR&Bグループで、彼らが81年〜84年にリリースしたアルバム3枚分の音源を入手。残念ながら「How 'Bout Us」に匹敵する曲はないが、ミディアム〜スロー系のナンバーはなかなかよい。



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Raydio [Expanded Edition] (Arista/Funky Town Grooves)
Rock On - Raydio [Expanded Edition] (Arista/Funky Town Grooves)



これまでなんとなく入手をためらっていたレイ・パーカーJr.率いるレイディオの初期作品もセールで購入。ダンスナンバーはB級ファンクの域を出ない印象だが、ポップな曲の中には早くも彼の非凡さがうかがい知れる作品をいくつも見つけることができる。一方でR&Bというにはポップすぎる印象の曲も多く、それがこれまで彼を敬遠してきた原因なのかも・・。とにかく乗りかかった舟(?)なので、これを機会に彼の音楽性を見極める作業に入りたいと思う。



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A Woman Needs Love [Expanded Edition] - Ray Parker Jr. and Raydio (Arista/Funky Town Grooves)



こちらはすっかりレイ・パーカーJr.のワンマンバンドとなってからの81年作。シングルヒットを記録した曲はいずれも飛びぬけてポップで、ここまでくると清々しい。彼やライオネル・リッチーのように口ひげを蓄えてニヤニヤしている黒人男性の魅力というものが当時子供だった僕には今一つ理解できなかったが、今だったらそれもわかるかもしれない・・。さらに聴き進めて勉強予定。



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2016年05月07日

The Kitty Kallen Collection 1939-62 (Acrobat Music)

Kitty Kallen Collection

第2次世界大戦中は様々なビッグバンドを渡り歩き、戦後はソロシンガーとして数多くのヒットを放ったキティ・カレンのキャリア全般をカバーしたヒット曲集。これまでも同趣のコンピレーションはなくもなかったが、これだけ徹底的にヒットを集めたのはおそらく初めて。初期の迫力あるボーカルから、後期のしっとりした路線(1962年のヒット「My Coloring Book」を歌っていた女性がこれほどのベテランだったことに驚くオールディーズ・ファンもいるだろう)も、どれも楽しめる。


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The Very Best of Joni James 1951-62: All The Hits & More (Acrobat Music)

Joni.jpg

1950年代前半から60年代前半にかけて活躍した美人シンガー、ジョニ・ジェイムズはコニー・フランシス登場以前のMGMレコードの看板シンガーの一人。レコード会社のプッシュもあったのか短期間にものすごい数のヒットを放ち、しかもマイナー・ヒットが多いのでチャート・マニア泣かせな人であるが、今回長年の悩みを一気に解決してくれるコンピレーションがリリースされた。トラック・リストにつけたヒットチャート成績を見ていただければわかると思うが、とにかく細かいヒットが多い(笑)。その美貌以上に魅力のある楽曲は少ないが、1950年代のポピュラー音楽界の華として持っておきたい一枚。



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The Jo Stafford Collection 1939-62 (Acrobat Music)

Jo Stafford

アメリカのポピュラー音楽史上最も多くのヒットを放った女性シンガーの一人、ジョー・スタッフォードの4枚組コレクション。こちらはヒット曲を集めたものではなく彼女の長いキャリアから重要な楽曲をチャート成績に関係なく選曲したもののようで、コーラス・グループ、パイド・パイパーズの一員としてトミー・ドーシー楽団と吹き込んだナンバーから独立後のヒット、バンドリーダーであり夫でもあるポール・ウェストンとの共同作業(二人でコメディ・レコードまで作っている!)まで、長いスパンにわたる彼女の活躍を追っている。



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2016年05月04日

On The Rebound: The Nashville "A" Team Collection - Floyd Cramer (Jasmine)



1950年代〜60年代ナッシュヴィルのスタジオ・シーンで活躍したピアニスト、フロイド・クレーマーの初期録音集。彼のコンピレーションは特に珍しくはないのだが今回入手する気になったのは、彼名義の録音だけでなく彼がスタジオ・ミュージシャンとして参加した多くのポップ/カントリーの古典的録音が合わせて収められているから。さらに嬉しいのはこのCDが彼が一員だったナッシュヴィルのミュージシャン集団で“レッキング・クルー以前に存在したレッキング・クルー”といってもいい“ナッシュヴィルAチーム”にスポットが当てられたシリーズの第一弾を謳われている点。今後一体どのようなミュージシャンがフィーチャーされたCDがリリースされるのか、今から楽しみでしょうがない。



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We Dig Anita: The Oohs and Aahs of The Nashville Sound - The Anita Kerr Quartet (él)



ここ数年イギリスのエル・レコードで精力的に復刻が進められているアニタ・カー・シンガーズの初期作品、今回は彼女たち名義ではなくスタジオ・セッションから生まれた様々な作品が集められたコンピレーション。ナッシュヴィル・サウンドへの貢献を考えたら、彼女たちも立派な“Aチーム”のメンバーといえる。ポップからカントリーまで流麗なストリングスとコーラスに彩られた諸作品は当時日本のヒットパレードを賑わせたものも少なくなく、世界中で愛されたエバーグリーンな魅力に溢れている。



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The Greatest Country Hits of 1959 (Acrobat Music)



英アクロバットからリリースされた年別カントリー・ヒット集1959年編は、その年に生まれたカントリーTOP20ヒット全116曲を収めた4枚組。ロカビリー・ブームが一段落し、従来型のコンボ編成のカントリーと、大編成なオーケストラで録音された“ナッシュヴィル・サウンド”がせめぎ合っていた時期のヒット曲がたっぷりと聴ける。このシリーズ、1960年代前半から1940年代までをカバーする一大企画に育ってほしい・・。



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2016年05月01日

Baeuty and The Beat [Deluxe 2CD Edition] - The Go-Go's (Edsel)



現在何度目かの再結成を果たし“フェアウェル・ツアー”を敢行中というゴー・ゴーズの諸作が、ボーナス・トラック満載で再発されたのでまとめて入手。今回改めて聴いて思ったが彼女たちはライブが最高で、その魅力をどのようにスタジオで再現するのかが課題だったのだと思う。全米ナンバー1を記録した本作はそれがまぁまぁ上手くいき、その後は作を追って普通のバンドへ・・・という道をたどる。ボーナス・トラックに大量のライブ音源が追加されているのは正解で(映像ならなおよかった!)、彼女たちがツアーでやってきたら是非観たいと思わせるパッケージになっている。また、彼女たちがJ-POP(当時まだそんな言葉はなかったが)に与えた影響という点も、聴きながら考えさせられた。



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The Very Best of Belinda Carlisle (Music Club Deluxe)



ゴー・ゴーズのついでにべリンダ・カーライルのベスト盤も入手してみた。本盤は彼女がMCA(イギリスではVirgin)からリリースした作品から選曲されたもので、残念ながらI.R.S.からリリースしたファースト・アルバムや、1996年にクリサリスに移籍して以降に放ったヒットなどは収録されていない。久しぶりに聴いて“懐かしい”以上の感想は残念ながらないが、初期のはつらつとした様子や、90年代以降のイギリスでの突出した人気ぶりなどを、年を追うごとに変貌していくそのルックスとともに興味深く振り返らせてもらった。



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