2016年04月19日

Aries +1 - Danny Woods (Invictus/Solid)



数年前に日本のSolidが敢行したInvictus/Hot WaxやHiといったレーベルのアルバムを片っ端からCD化していくシリーズは、音楽ファンにとってはとても有り難い企画であったが、各アルバムの価格が結構高かった、いや“普通”だったためなんとなく手を出しそびれているうちに再発界に“1,000円CDブーム”が巻き起こってしまい、結局一枚も購入しないでスルーしてしまった。後年「あの時あのアルバムを購入しておけばよかった・・。」と後悔することになるのかと思っていたところ、どこかに“再発の神様”はいらっしゃるようで(笑)最近いくつかの通販サイトで同シリーズのCDがかなり廉価でセール販売されるようになったので、さっそく大人買いさせていただいた。

こちらはチェアメン・オブ・ザ・ボードのメンバー、ダニー・ウッズが1972年に発表したソロ・アルバム。チェアメン〜のボーカルといえばジェネラル・ジョンソンがまず思い浮かぶが、彼の力量もなかなかのもの。グループでリードをとった録音にアルバム用に録音したソロ音源を加える形で制作された本作は、ノーザン・ソウルとディープ・ソウルの両面が楽しめる好盤。

これからしばらく、セールで手に入れた同シリーズのCD紹介が続きます。なお記事のリンク先のCDはそれほど安くなっていないのでご注意。セール価格での入手を希望される場合は、他の通販サイトを探してみてください。



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2016年04月16日

Bingo!! for The Lee Kings [Expanded Edition] (RPM International)



1960年代にスウェーデンで活躍したビートバンド、リー・キングスは、日本でも“レーンとリー・キングス”名義でリリースされた「Stop The Music」の競作ヒットで知られるグループ。彼らが66年にリリースした唯一のアルバム『Bingo!! for The Lee Kings』にEPやシングル音源を目一杯詰め込んだコンピレーションがリリースされた。アルバムはブリティッシュ・ビート風とフォークロック調が混在するいかにもこの時期らしい作風で、当時の平均的なもの。シングル曲ではどういう経緯かホリーズのアラン・クラークとグラハム・ナッシュが録音に参加した「Coming from The Ground」に興味をひかれるが、ベストトラックを挙げるとしたら、やはりこのCDに3バージョンも収録されている「Stop The Music」ということになるだろうか。


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Now You Shake: The Definitive Beat, R'n'B, Pop Psych Recordings 1963-1969 (RPM/Frenzy usic)



1963年にニュージーランドの音楽シーンに登場したレイ・コロンブスとインヴェーダーズはその強烈なR&Bサウンドとコロンブスのカリスマ性でたちまち人気バンドとなり、ヒット曲を連発。66年にコロンブスは更なる成功を目指してソロに転向、更に活動の本拠をアメリカに移す大博打に出ることとなる。本CDは彼のニュージーランドとアメリカでの録音を初めてひとまとめにしたもので、初期のモッド/R&B調、アメリカに新天地を求めて以降のポップ・サイケ路線(残念ながら成功を収めることはなかった)いずれも才能あふれる彼の奮闘ぶりが楽しめる内容となっている。



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Running at The Shadows: The Spanish Recordings 1965-66 - The Tomcats (RPM)



ウェスト・ロンドン出身のロックバンド、トムキャッツは1969年代当時ロンドンで大変な盛り上がりを見せていたブルース・シーンの影響(特にローリングストーンズの)を色濃く受けた活動を行っているさなか、巡業で訪れたスペインで体験したオーディエンスの熱狂的な反応に商機を見出し(?)かの地に滞在した1965年〜66年に4枚のEPを録音した。英語曲とスペイン語曲が入り混じる楽曲は基本的にカバーで、特にローリング・ストーンズのレパートリーは“完コピ”に近い。ブリティッシュ・ビートブームの時期に日本にやってきた“リバプール・ビートルズ”のようなものなのか?という気もするが、残された音源は(音質が今一つのものが多いが)フリーク・ビート・テイストが楽しめる内容となっている。こういう出稼ぎバンドは当時世界中で活躍していたのだろう。なお彼らはその後イギリスに帰国しバンド名を“ジュライ”に改名。1968年にサイケデリック・ロックの名盤とされるアルバムを残している。



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2016年04月13日

Kinked!: Kinks Songs & Sessions 1964-1971 (Ace)



キンクスのレイ・デイヴィスは非常に多作なソングライターで、また60年代当時のレコード会社や彼が契約していた音楽出版社の考えからかデイヴィスの作品は英米の幅広いアーティストに売込みが図られ、結果多くのカバー・バージョンが残されている。このCDはレイ・デイヴィスと人的つながりのあるアーティストから何の縁もゆかりもなさそうなアーティストまで、60年代半ば〜70年代初頭に録音されたカバーを集めたもので、同世代のビートグループからジャズ界のベテランまで、様々なスタイルの録音が収録されている。やはり彼の作品は彼本人が歌うのが一番だとは思うが、レアな音源も多いのでキンクス・マニアには大変有り難い一枚だと思う。


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Love Hit Me!: Decca Beat Girls 1962-1970 (Ace)



英Aceが新たにスタートさせたイギリスのガールポップものコンピシリーズ第一弾。デッカ・レコード音源から選曲された本作は“ビート・ガールズ”とあるようにいわゆるガールグループの全盛期とされる1960年代前半ではなく、それ以降のビートグループやフォークロックなどの影響を受けた録音を中心に集められており、ノーザン・ソウルやサイケの観点からも楽しめる作品が揃っている。既に続編のリリースも決定しているので、シリーズの今後の展開に期待したい。


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Rare Mod Volume 6: A Sixth Volume of 60s' Underground Rhythm 'N' Blues, Psych & Soul (Acid Jazz)



Acid Jazzが細々とリリースを続けている「Rare Mod」シリーズ第6弾。一応モッド/R&B系のレア作品を集めていることが謳われているが、ここまでシリーズが進むとモッドだとかそういうことはどうでもよく、60年代半ば〜後半の独特の雰囲気を楽しむコンピレーションと考えればいいだろう。マスターテープも残っていないような音源が多く音質にかなり難がある楽曲も少なくないが、楽しめることは間違いない。これでもう少し値段が安ければ、非常にいいコンピレーションなのだが・・。


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2016年04月10日

The Golden Years of Dutch Pop Music - Sandy Coast (Universal)



日本では「True Love That's A Wonder(恋はまぼろし)」のヒットで知られるメロウなロックバンド、サンディ・コーストのシングル集。「恋は〜」はショッキング・ブルーの「悲しき鉄道員」に通じる雰囲気のメロウ・ロックで、日本人ウケのよさそうな佳曲。その他60年代から80年代初頭にかけて、これだけ多くのヒットを放ったバンドであったことを初めて知り、驚かされる。


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The Golden Years of Dutch Pop Music - Pussycat (Universal)



こちらはコヴァルチック三姉妹を中心に結成されたポップ・グループ、プッシーキャットのシングル集。時代的に日本でいうところの“キャンディ・ポップ”の範疇に入れてもいいグループかもしれないが、音楽性はポップ・カントリー寄りで1975年のデビュー曲「Mississippi」は見事全英ナンバー1を記録。その後国外のヒットは途絶えたが、本国オランダでは安定した人気を誇り、80年代までコンスタントにヒットを飛ばしている。


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The Nolan Sisters/Making Waves - The Nolans (7T's)



ついでといってはなんだが“本家キャンディ・ポップ”ノーランズのアルバムも。1970年代半ばにデビューを果たした彼女たちは78年に発表したカバーアルバム『20 Giant Hits』が思いがけない大ヒットを記録。その勢いに乗って新たに契約したエピック・レコードからリリースした2枚目のシングル「I'm in The Mood for Dancing(ダンシング・シスター)」が全英TOP10入りを果たし、一躍トップスターに。このCDは彼女たちがもっとも注目を集めた1980年にヒットを記録した2枚のアルバムをカップリングしたもので、イギリス、そして日本で大ヒットを記録した主要作品をほぼ網羅。キャピキャピしたシングル曲の印象が強いが、アルバムでは意外とクロいサウンドにも挑戦していたりと、今になって発見する彼女たちの一面もあったりする。


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2016年04月04日

The Golden Years of Dutch Pop Music - The Shoes (Universal)



2年ほど前からオランダのユニヴァーサルで、かの国のポップ・シーンをにぎわせた様々なグループを紹介する『The Golden Years of Dutch Pop Music』という大型シリーズがスタートしていることに最近気づき、これまで単独CDを持っていないアーティストで、プログレ系でないものを選んでまとめて取り寄せてみた。ザ・シューズは1960年代半ばに登場したビートバンドで、その後70年代にはハードロックへと音楽スタイルを移行。1970年には大阪の万国博覧会出演のため来日したのか(?)「Osaka」というヒット曲を残している。


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2016年04月01日

The Way of A Clown: The Best Collection 1954-1964 - Teddy Randazzo (Oldays)

The Way of A Clown - Teddy Randazzo

昨年英Jasmineからリリースされたテディ・タンダッツォの初期作品集『The Way of A Clown』は貴重な録音目白押しの好企画盤だったが、収録されている曲の多くがR&R以前のスタイルである上、当時日本独自にヒットを記録した「One More Chance」が収録されていないという致命的な欠点があったため、日本のオールディーズ・ファンには物足りない内容となっていた。そこで「だったらうちが。」ということなのか日本のOldaysから同名のコンピレーションがリリースされた。彼がスリー・チャックルズに在籍していた時期から1960年代半ばのコルピックス、DCPといったレーベルからリリースされた主要シングル録音を集めたもので、勿論「One More Chance」も収録。音質がとてもCDレベルとはいえない音源が少なくないことと、できればDCP時代のマイナーヒット「Lost Without You」も収録してくれたら・・という注文はあるが、熱心なオールディーズ・マニアが制作した渾身のオリジナル・テープを譲ってもらった。くらいのスタンスでこのCDには接しようと思う。


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Keep On Dancing - The Gentrys (Oldays)

Keep On Dancing - The Gentrys

1965年に「Keep On Dancing」を大ヒットさせたメンフィス出身のティーン・ロック・バンド、ジェントリーズのファースト・アルバム。聴いてみると「Keep On 〜」は奇跡的に音が整えられた録音であることが判り、他の収録曲は非常にガレージ純度の高い(言い換えると非常にラフで単純な)ロック・アルバムとなっている。ヒットチャート・ファンよりはガレージ・ロックマニアから高評価を得られそうな雰囲気。こんなグループだからすぐに音楽シーンから姿を消したのだろう・・と思えばさにあらず、彼らはメンフィスを拠点に1970年代初頭までしぶとくチャートヒットに登場し続けることに。この後彼らがどのような進化を遂げるのか非常に気になったので、別途CDを入手して検証してみたい。


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