2015年12月31日

Gonna Make You An Offer: The Complete Cube Recordings 1972-1975 - Jimmy Helms (Cube/Cherry Red)



1973年に「Gonna Make You an Offer You Can't Refuse」をUKチャートのTOP10に送り込んだアメリカ人R&Bシンガー、ジミー・ヘルムスの録音集。「Gonna Make 〜」はファルセットをフィーチャーしたソフトなムードの佳曲だが他の曲の彼はより力強いボーカルを聴かせており(ソウルというよりはトム・ジョーンズっぽいが・・・)こちらの方が彼の本質なのだろう。彼は結局この一曲のみをチャートに残し一旦姿を消すことになるが、80年代後半にはなんとR&Bグループ「ロンドンビート」の一員として復活。1990年に全米ナンバー1を記録した「I've Been Thinking About You」をはじめとする一連のヒットでイギリス有数の人気アーティストの座を勝ち獲ることになる。


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Mr. Magic Man: The Complete RCA Studio Recordings - Wilson Pickett (RCA/Real Gone Music)



ウィルソン・ピケットが一時代を築いたアトランティックから1973年にRCAへ移籍し、発表した4枚のアルバムを収めた2枚組CD。既に人気は下降状態にあった彼だが、プロデュースを1970年代初頭の大ヒット「Don't Knock My Love」等を手がけたブラッド・シャピロが引き続き担当し、フィラデルフィアで録音された諸作は全盛期とそれほど違和感なく聴くことができる。最後4枚目の75年作『Join Me and Let's Be Free』はロサンゼルス録音で非常にクリアなサウンドだが、彼の声質にはいまひとつ合わなかった印象。


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Christians Catch Hell: Gospel Roots, 1976-79 (Honest Jons)



1970年代にマイアミのTKレコード傘下に設立されたゴスペル・レーベル「Gospel Roots」のコレクション。社長を「Why Can't We Live Together」のティミー・トーマスが務め、約3年間の活動期間に50枚近くのアルバムをリリースしたという同レーベルには、歌われている内容はゴスペルながらサウンドはマイアミ・ソウルそのものという、マニアには見逃せない音源が多数眠っている模様。TK系のカタログは海外では音源配信が進んでいて、CD-Rではあるがフィジカルな形でもかなりマイナーな作品が入手できるケースがあるので、このコンピレーションをきっかけに知られざるマイアミ・ソウルの名録音を探し出してみたい。


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2015年12月28日

Gold Star Rockers: Eddie Cochran & Friends (Fantastic Voyage)



ミネソタ州出身のエディ・コクランは16歳のときにメンフィスで出会ったハンク・コクランと“コクラン・ブラザーズ”としてデビュー。その後単身ロサンゼルスに渡り、R&Rスターを目指して活動を始めた。彼はステージ・アクトとしてばかりでなくスタジオ・ミュージシャンとしても活発に活動を行っており、この時期に彼がレコーディングに関わったアーティストの作品(コクランが参加していないものも含む)を100曲超集めたのがこの三枚組。ジョニー・バーネットやジーン・ヴィンセントらを除けばほとんど無名アーティストばかりだが、ところどころでコクランらしきギターの音色やコーラスを聴くことができる。彼がスタジオ活動の本拠としていたのはフィル・スペクターが乗り込んでくる以前のゴールドスター・スタジオだったそうで、もし彼が1960年の自動車事故で早世していなければたとえロックスターの人気は短命に終わっても、その後“レッキング・クルー”の一員として数々の名曲に参加したり、ジミー・ボウエンのようにプロデューサーからレコード会社の社長になるような道を歩んだかも・・・なんて妄想力をかきたててくれる。


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Stranger Than Fiction: Rockabilly Rules Again (Obscure '50s Gems Revived in The '70s) (Fantastic Voyage)



事実は小説より奇なり。1970年代後半イギリスを発火点に再び注目されるようになった1950年代のロカビリー。いわゆる“ネオ・ロカビリー”アクトの活躍に加え、当時の時流に合ったより暴力的でエッジの利いたロカビリー・サウンドを発掘して再発したインディ・レーベルの活躍がその人気を更に盛り上げた。このCDにはこのムーブメントの中心的な役割を果たしたノース・ハリウッドのローリン・ロック・レコードと、エセックスのレコード・マート他、精力的に発掘を行い聴衆の再発見を促したレーベルが世の中に紹介したレア・ロカビリーが105曲収められている。いずれも当時のパンク世代に容易に受け入れられたであろう激しさをもった作品ばかりであり、後のパンカビリー〜サイコビリーの原点といえる録音ばかり。


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2015年12月25日

The Popsters They Tried to Rock Vol.3 & 4 (Bear Family)



1950年代に起こったR&Rブームに、ポップ・ミュージックの世界のアーティストはどのように対応したか?というテーマのコンピレーションの第3集と第4集(因みに第1集と第2集はカントリー・アーティストのR&R作品集)。パット・ブーンのようにこれを足がかりに大きな成功を収めていく若いアーティストもいれば、一時の流行と割り切ってレパートリーに取り入れたベテラン・アーティストたちなど、対応は様々だがこういった作品も含めてのR&Rブーム。オリジナルと聴き比べてその違いを楽しんでみるのもいいかも。


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Martians, Demons and Fools Like Me: The MCI Records Story 1954-61 (Bear Family)



1950年代にアリゾナ州フェニックスで設立されたMCIレコードは、プロデューサーのリー・ヘイズルウッドと仲間のミュージシャンたちによって運営されていたスモール・レーベル。1956年にサンフォード・クラーク「The Fool」がメジャーに買い上げられて全国ヒットを記録した同レーベルが残した作品は、R&Rからティーン・ポップ、ノヴェルティものと多岐にわたっている。全国ヒットに至る作品は「The Fool」以外に生まれることはなかったが、彼らが見出しその後国民的なスターとなったウェイン・ニュートンや、「The Fool」でギターを弾いていたアル・ケイシーとヘイズルウッドが、その後デュアン・エディ(レコードではケイシーがギターを弾いている曲も多かった)を発掘し大成功を収めるなど、その後の展開的に興味深い作品が多数収録されている。


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The Hit Songs of Jerry Leiber & Mike Stoller 1952-62 (Acrobat Music)



ソングライターチーム、ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーの作品集はこれまでにも多数リリースされていたが、ここまでヒット曲にこだわったものはなかったはず。収録されている全58曲のうち後に様々なカバーを生んだロビンスの「Riot in Cell Block No. 9」以外のすべてが英米いずれかにヒットチャートにランクインしているという徹底振り。彼らが手がけていた二組の人気アーティスト、エルヴィス・プレスリーとコースターズのヒットがかなりの部分を占めるが、意外なアーティストあり、これまでなかなか入手できなかったマイナーヒットありと、チャートファンには色々有難い企画盤である。


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2015年12月22日

Helen Merrill in Tokyo & Sings Folk (King)



親日家で2015年も来日公演を行ったヘレン・メリルが1963年に二度目の来日をした際に東京で録音された二枚のアルバムのカップリング。彼女のディスコグラフィによれば1959年から65年の間は本国でアルバムのリリースがなかったようなので、その意味でも貴重な録音。『〜 in Tokyo』は日本人の楽団をバックに人気ナンバーを録音したもので、伴奏の好演は評価できるが、彼女の歌がいまひとつ生気がない感じなのが気になるところ。もう一枚『〜 Sings Folk』はかなりの珍品、当時日本でも流行の兆しが見え始めていたフォークソングを歌ったもので、共演は邦楽家で後に人間国宝となる山本邦山(全曲に参加しているかは不明)。彼女の歌声と尺八の音色は、かなり奇妙な取り合わせ。


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Let's Misbehave - Billy Dee Williams (Explore Multimedia)



映画「スター・ウォーズ」シリーズのランド・カルリシアン男爵役で知られる俳優ビリー・ディー・ウィリアムスが1961年に発表したボーカル・アルバムで、伴奏を務めたのは「霧のサンフランシスコ」の作者であるジョージ・コリー。当時彼はブロードウェイなどで活躍する新進俳優だったそうだが、アルバムの内容は二枚目気取り(確かに二枚目だが)というかシナトラ気取りがやや鼻につく二級品。「スター・ウォーズ」関連は何でも持っていたいというマニア以外にはなかなかお勧めしづらい。


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In The Beginning: Rod McKuen narrates His Poetry and Songs (él)



2015年1月に81歳で亡くなったロッド・マッケンの初期録音集。フォーク畑から登場し、その後他のアーティストへの作品提供、ポエトリー・リーディン・アルバムの発表など後に大きく花開く彼の活動の原点が記録されている。また彼はそのハンサムなルックスが買われて何本かのR&R映画にも出演していたようで(彼にとってはあまり掘り起こして欲しくない過去かもしれないが・・)映画で披露した曲も収録されている。


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2015年12月19日

The Beach Boys' Party! [Uncovered and Unplugged] (Capitol/UME)



ボブ・ディランやビートルズと比較するとかなり地味ではあるが、ビーチ・ボーイズもこのクリスマス・シーズンに向けて初出しの企画盤をリリースしている。ブライアン・ウィルソンが後にアルバム『Pet Sounds』制作へとつながるスタジオ活動に没頭し、キャピトルと取り決められたアルバムリリース枚数がこなせなくなったことから1965年に急遽企画されたスタジオ・ライブ・アルバム『Party!』は、かなり安易な企画ながら当時の彼らの人気を反映してアルバムチャートのTOP10入りを記録。同セッションに被せられていたハニーズらによる“ガヤ”を取り除き、未発表テイクが大量に追加されたのが本盤。スタジオの中でどのような過程で、どのような曲が演奏され、またどの曲がアルバム収録を見送られたかという点が明らかになりマニアには堪らない内容。個人的には「Barbara Ann」がギターの音と共にフェードアウトした後にどのような“ジャム”が展開されたのか長年想像を膨らませていたのだが、実際はあの後がっかりするほど非常にあっさりと演奏が終わってしまうことが判明したのが一番の収穫か(??)。


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Seven Classic Albums - The Four Freshmen (Real Gone Music)



1950年代を代表する人気ヴォーカル・グループ、フォー・フレッシュメンの初期のアルバム7枚を収めた音楽ファンお待ちかねのボックスがリリースされた。初期のリード・ヴォーカル&コーラスというスタイルが今となっては珍しい『Voices in Modern』から彼らの人気企画となるトロンボーン、トランペット、サックスとの共演盤、シングル曲を集めたベスト盤、楽しい雰囲気と卓越した実力のほどが窺えるライブ盤まで、初期の彼らの魅力がぎっしり詰まった好企画盤。早急に続編のリリースもお願いしたいところ。


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Four Classic Albums plus Singles 1955-1961 - The Diamonds (Real Gone Music)



1950年代の人気ボーカルグループ、ザ・ダイアモンズが全盛期に発表した4枚のアルバムと大量のシングル音源を4枚のCDに収めたボックス。これを購入した後に実は3年前によく似たCDが出ていてこのブログでも紹介済みだったことがわかり少々凹んだが(記事検索すればよかった・・・)、曲数が大幅に増え(65曲→86曲)値段も下がったので彼らに関してはこのCDが一番のお薦め!と自分に言い聞かせることにした。。。アルバムの内容は2012年の記事を見ていただくことにして(笑)ヒット曲の多い(悔しいので今回は収録曲のチャート成績をビルボード誌だけではなくキャッシュボックス誌、ミュージック・ヴェンダー誌分も載せてみました)彼らの活躍ぶりをほぼコンプリートに(何故か彼らの最後のヒット「One Summer Night」だけ収録されていないが)楽しめる決定版になっている。


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2015年12月16日

The Gals & Pals Sing Somethin' for Everyone (The Swedish Gals & Pals Sing A Vary Appetizing Smorgas - Burt Bacharach) (Metronome/Warner Music Japan)



バカラック関連作品の復刻にかけては世界一熱心と思われる日本で、またまた実現したレア盤のCD化。スウェーデンのコーラス・グループによるバカラック作品集で、意外なことに当時(1966年発表)アルバム全編バカラック作品が取り上げられた企画盤はこれが世界初だったという。アルバムにバカラックは参加していないがその実力は認めるところだったようで、オリジナル盤のライナーノーツにはバカラック自身による彼らを知るに至った経緯やアルバムへの謝辞が寄せられている。


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Die Caterina Valente Singers (Teldec/Warner Music Japan)



カテリーナ・ヴァレンテが1965年に仲間たちと結成した即席コーラス・グループ唯一のアルバム。収録曲のほとんどがスキャットで歌われているという実験的な内容で、中でもビートルズの「抱きしめたい」はかなりの珍品。このようなアルバムが作れてしまうのは、当時の彼女がいかに人気があり、レコード会社にも発言力があったかということの表れだろう。なおこのアルバムを手がけたのはイギリス人のジョニー・キーティングで、彼の起用によるものかスタジオ・ミュージシャン時代のジミー・ペイジがエレキギターで参加している。


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Bossa Nova! - The Singers Inc. (Valiant/Warner Music Japan)



1963年にヴァリアント・レコードからリリースされたスタジオ・コーラス・グループによるボサノバ集。ボサノバといってもブラジル産作品の収録はなくスタンダード・ナンバーをボサ・アレンジしたものが中心で、この前年辺りからアメリカでブームになっていたジャズ・サンバ〜ボサノバの時流に乗り遅れまいと急造された印象。参加しているメンバーは後に多くのメジャー作品を手がけることになるジョージ・ティプトンやペリー・ボトキンJr.らのスタジオ巧者たちで、この“家内制手工業”的雰囲気も魅力となっている。


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2015年12月13日

Garden of My Mind: The Complete Recordings 1964-1967 - The Mickey Finn (RPM)



1970年代にハードロックバンド「ヘヴィ・メタル・キッズ」のメンバーとして活躍するミッキー・ウォーラーが、60年代に“ミッキー・フィン”名義(後にT-Rexの同名メンバーの知名度が高くなってしまったため、本名に戻したのだとか・・・)で録音したすべての音源を集めたCD。彼が率いるバンドはイギリスでジャマイカ産の音楽を制作するブルービート・レーベルからデビューを果たした変り種で、その音楽性はスカからR&Bなどいわゆるモッド・バンドに分類されるものだが、1964年デビュー組の中ではかなりセンスが先行しており、後にマニアにもてはやされることになるワイルドな“フリークビート”のテイスト濃厚な作品が多く収録されている。商業的成功を収めることなく歴史に埋もれてしまったバンドだが、モッド〜フリークビート系を好む音楽ファンには結構な掘り出し物だと思う。


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Infatuation: Singles and Demos 1966-68 - The Secrets featuring Clifford T Ward (Grapefruit)



1973年に「Gaye」をUKチャートのTOP10に送り込んだシンガーソングライター、クロフォードT.ワードが60年代に在籍していたバンド、ザ・シークレッツのアンソロジー。彼らはブリティッシュ・ビート第二世代にあたるバンドで、1966年のデビュー以降ビートナンバーから次第にソフトなサイケ路線に移行。ワードはバンドのすべての作品を作曲しており、ポール・マッカートニーを思わせるメロディアスな作風は後のソロ・アーティストとしての活躍を予見させる。60年代後半のソフトなUKポップを好む方は是非。彼のソロ作品も探し出してチェックせねば。


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Georgie Fame Heard Them Here First (Ace)



先日初期の5枚組コンプリート録音集がリリースされた“モッドジャズの神”ジョージー・フェイムの作品がより楽しめる元ネタ集。収録されている作品はジャズ、R&B、カリプソ、純粋なポップなど色々あれど、彼が取り上げればなんでも“モッドジャズ”。昨今の再発界隈の彼の人気は過大評価気味では?と思わなくもないが、その選曲眼とライブ・パフォーマーとしてのセンスは認めないわけにはいかない。


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2015年12月10日

This Record Belongs To _______ (Light in The Attic)



Light in The Atticがクリスマスシーズン向けに企画した子供向けの音楽を集めたレコードで、ジャケットにはプレゼントを贈る子供の名前を書き入れるためのブランク・スペースが設けられている。ブックレットには絵本形式でアナログ・レコードのかけ方の解説が載っているので、本来はCDではなくアナログの方を入手すべきものなのだろう。子供向け音楽といっても童謡などではなく、キャロル・キングの「おしゃまなロージー」やニルソンの「ザ・ポイント」といったサントラ曲から、ユーモラスな曲調のロックナンバーまでユニークな曲が様々収録されているが、英語が理解できないとやはり反応しづらい・・・。ヴァン・ダイク・パークスの「Occapella」に合わせて子供たちが踊ってる光景なんて目撃したら僕は間違いなく泣いてしまうと思うが、残念ながらうちの息子たちはそんな高尚な育ち方をしていない。。。“大きなお友だち(=自分)”向けのBGMとして、この年末は楽しむことにしよう。


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Eight Classic Christmas Albums Volume One (Real Gone Music)



一時期クリスマスシーズンの気分を盛り上げるために様々なクリスマス・アルバムを購入していことがあったが、それも何年か続くと今度はシーズン中にそれらが聴ききれなくなるため、ここ数年はその類のCDの購入を控えることにしていた。今回久しぶりに買ったクリスマス・アルバムはお馴染みReal Gone Musicからのもので、1950年代〜1960年代前半にかけてリリースされた様々なアーティストの定番アルバムをVol.1&2合わせて16枚分詰め込んだお徳用ボックスセット。既に持っているものもあったがとにかく値段が安いのでクリスマス福袋のつもりで入手してみた。TVを消して、部屋のライトも落として。これを聴きながら古き佳き時代のクリスマスシーズンに思いをはせ、一人のんびりと晩酌などして過ごしたい・・(願望)。


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2015年12月07日

Five Years 1969-1973 - David Bowie (Parlophone)



年末が近づいて各国のCD通販サイトが年末セールを開催しており、これまで値段が折り合わずになんとなく購入を先延ばししていたCDを、今になって注文したりしている。デヴィッド・ボウイの初期作品を網羅したこのボックスも非常に高価で、しかもこれでしか聴けない音源もなさそうなのでこれまで購入をためらっていたが、ようやくリーズナブルな価格になってきたので思い切って注文してみた。

1969年の『Space Oddity』から73年の『Pin Ups』までのオリジナルアルバム6枚に『Ziggy Stardust』が80年代に映画化された際のサントラ(二枚組バージョン)と2003年のリミックス盤、72年のサンタモニカでのライブ盤とアルバム未収録のシングル・バージョンや別ミックスを集めた『Re:Call(二枚組)』の合計12枚。僕の頭の中でゴチャゴチャしていた彼の作品群が、ようやく順序だてて聴けるようになった。これだけの力作・話題作を短期間に集中して制作すれば大概のアーティストは燃え尽きてしまうものなのに、ボウイだけは試行錯誤を繰り返して40年たった現在もアップ・トゥ・デイトな作品を提供し続けている。彼はロック史上もっとも偉大な人物の一人として、より高い評価がされるべきなのかもしれない。


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Saved by The Bell: The Collected Works of Robin Gibb 1968-1970 (Reprise/Rhino)



本当なら今年の前半に入手していたはずのCDなのだが、トラブルがあり(某通販サイトで注文したら半年以上届かなかった!)他所で注文し直してようやく先日届いたもの。ビージーズ初期の最高傑作であるアルバム『Odessa』発表後グループを脱退しソロ活動を開始したロビン・ギブは、第一弾シングル「Saved by The Bell(救いの鐘)」が全英2位の大ヒットを記録。続いてリリースしたソロアルバム『Robin's Reign』をはじめ、彼が1970年にグループに復帰するまでにレコーディングされた音源をCD3枚分集めた力作コンピレーションがこれ。

ここでわざわざ“力作”と書いたのはロビンは当時ソロ作品を自主制作の形でレコーディングしていたそうで、遺された作品はレコード会社の倉庫に眠っていたわけではなく散逸したアセテート盤を本盤の企画者アンドリュー・サンドヴァルの依頼により多くのロビンマニアが所有音源を提供、ものによってはオークションで落札した結果集められたものだから。今回初オフィシャル・リリースとなったセカンドアルバム『Swing Slowly Sisters』が当時未発表に終わったのは、アルバム『2 Years On』でギブ兄弟3人が再結集するにあたり当時進行していた各メンバーのソロプロジェクトがすべて棚上げされた結果なのだとか。制作者の熱意に個人的には今年の再発大賞をあげたい本作だが、これを置いておいてもこの当時のギブ三兄弟以上に高品質なソフトロックを生み出したアーティストは他にそうはいないので、その手の音楽を好む方は是非ともコレクションに加えるべき音源集。


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The Life of A Man: The Ultimate Hits 1968-2013 - Joe Cocker (Sony Music)



昨年末70歳で亡くなったジョー・コッカーの一周忌を記念して(?)彼のキャリア全般から選曲された2枚組ベスト盤がリリースされた。40年以上のキャリアから極力まんべんなく曲が選ばれたようで70〜80年代のヒットに収録漏れが多いが、1968年のサイケなファーストヒット「Marjorine」から2013年の彼にとって最後のチャートヒット「Fire You Up」まで、ライブバージョンがヒットしたものはそのバージョンが収められているし、かなり誠実に編集されたコンピレーションになっていると思う。キャリア前半の諸作はいずれ代表的アルバムのアップグレード盤か廉価ボックスをチェックしてみたい。


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2015年12月04日

It's My Life: Roger Atkins Songbook 1963-1969 (Rare Rockin')



これまでせいぜい年に一枚か二枚しかCDをリリースしてこなかったオーストラリアのRare Rockin'/Teensvilleが急にやる気を出し始めたようで、このところコンピレーションが立て続けに届いている。こちらは1960年代半ばから後半にかけてニール・セダカやヘレン・ミラーの作曲パートナーとして活躍したロジャー・アトキンスの作品集で、これまで様々な曲のクレジットで“アトキンス”の名前を見ていたが、こういう形でまとめられるのは恐らく初めて。R&BからMORまで作品を提供したアーティストは幅広いが、一定のポップさがありどれも質が高い。こちらも60年代ポップス及びソフトロックファンには見逃せない一枚。


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The Philips Years and More 1964-1968 - Brian Hyland (Teensville)



1960年代前半に「ビキニスタイルのお嬢さん」をはじめとする典型的なティーンポップをヒットチャートに送り込んだブライアン・ハイランドが、1964年にフィリップス・レコードに移籍して以降の作品を集めたコンピレーション。ビートルズらイギリス勢の来襲によって一旦ヒットチャートから姿を消すことになった彼は、そのほとぼりが冷めた66年に当時人気を博していたゲイリー・ルイスあたりを彷彿させる作風の「The Joker Went Wild」で見事復活。ソングライターとしての腕も上げ、自作曲とプロのソングライターの提供曲を交互に録音するようになった。66年〜67年あたりに生まれた作品はかなり洗練されたサウンドになっており、ソフトロックファンにも見逃せない内容。CDの後半に一部収録されているドット・レコードと、それに続くユニ・レコード時代の作品集も、是非とももう一枚のコンピレーションとしてリリースして欲しい。


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2015年12月01日

Johnny Get Angry - Joanie Sommers (Jasmine)



1960年、新設間もないワーナー・ブラザーズレコードから“The Voice of The 60s”のキャッチフレーズで華々しくデビューしたのがジョニー・ソマーズ。「Johnny Get Angry(内気なジョニー)」という特大ヒットが生まれたものの、その後はヒットが続かず本国では実質一発屋といえるが、日本では「ワン・ボーイ」「すてきなメモリー」といった曲がヒットパレードを賑わし、1960年代の忘れがたい女性シンガーの一人として人気が高い。本CDは彼女がワーナーから1960年〜62年に発表した作品を集めたもので、彼女は同社に64年まで在籍していたのでやや物足りない印象ではあるが(是非コンプリート・シングルスを日本のワーナーから!)これまでなかなかCDで聴けなかったシングル曲を多数収録しているので、ファンには嬉しいコンピレーションである。


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If I Knew Then What I Know Now: Complete Singles As & Bs 1960-1962 - Maxine Brown (Jasmine)



シュレルズ、ディオンヌ・ワーウィックとともにセプター/ワンド・レコードから数多くのアーリー・ソウルヒットを放ったマキシン・ブラウン。このCDは彼女がワンドに移籍する以前の1960年〜62年にNomar、ABCからリリースした作品を集めたコンピレーション。彼女の初ヒットである「All in My Mind」はR&Bからソウルへの時代への移り変わりの様子を今に伝える名曲で、他にも曲の出来のばらつきはあるもののこれまで比較的入手困難だった時期の彼女の熱い“アーリー・ソウル魂”が伝わる作品が数多く収録されている。


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Love Laid Its Hand On Me 1952-1962 - Damita Jo (Jasmine)



ダミタ・ジョーはポップスファンに60年代前半に生まれた2曲のアンサーソング(ドリフターズ「Save The Last Dance for Me」への「I’ll Save The Last Dance for You」とベンE.キング「Stand by Me」への「I’ll Be There」)のヒットで記憶されている女性シンガー。彼女のキャリアは意外に古く、1950年代前半に夫であるスティーヴ・ギブソン率いる(ファイヴ)レッド・キャップスのメンバーとしてキャリアをスタートさせている。このCDは彼女がデビューから10年の間にRCA、ABC、マーキュリーから発表したシングルやアルバムの音源を集めたもの。マーキュリー・レコードでは当時ダイナ・ワシントンが時流に則したヒットを連発しており、彼女もそれに倣って作品が制作されていた模様。この後も彼女は同社からアルバムを発表し続けるが、それらはどちらかというとジャズの範疇で捉えられることが多いようだ。


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