2007年12月01日

It's Christmas, Of Course - Darlene Love (Shout! Factory)

It's Christmas, Of Course - Darlene Love

A Christmas Gift for You from Phil Spector ('63) 今夏もブロードウェイ・ミュージカル「ヘアスプレー」に出演を果たし未だ現役バリバリ、TVの人気トークショー「デヴィッド・レターマン」にはクリスマス・シーズンになるとこの20年近く毎年出演して「Christmas (Baby Please Come Home)」を披露し、米国家庭に【クリスマスおばさん】のイメージを定着させているダーレン・ラヴが、50年近いキャリアで初めてのクリスマス・アルバムをリリース。



 ここで彼女が取り組んでいるのはありきたりなスタンダード・ナンバーではなく、70年代〜80年代にかけて様々なR&B/ロックアーティストが発表した「ニュー・スタンダード」。有名どころではジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」やイーグルスがヒットさせた「Please Come Home for Christmas」から、トム・ペティ、プリテンダーズ、ザ・バンド、NRBQ、XTC、スティービー・ワンダー、ジェームス・ブラウン、ステイプル・シンガーズ、そしてビリー・スクワイア(何年ぶりにこの名前を聞いただろう!)らの隠れた名曲までをカバー。2007年のクリスマス・シーズンのBGMとして、非常に重宝しそうな1枚。
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They Came to Sing Vol.1 & 2 - The Blossoms (Gerry Giraffe)

They Came to Sing Vol.1 - The Blossoms They Came to Sing Vol.2 - The Blossoms

 ダーレン・ラヴ率いる「ブロッサムズ」といえば、フィル・スペクターからエルヴィスまで西海岸ではナンバー1の稼働を誇ったバックアップ・グループだが「They Came to Sing」シリーズはその彼女たちがメイン・パフォーマーとして様々な名義で1950年代から70年代にかけてリリースした作品を54曲も集めた力作コンピ。

 彼女たち自身のヒット曲は少なく61年の「Son-In-Law」、そして「レベレッツ」としてデュアン・エディと共演した「Dance with The Guitar Man」「Boss Guitar」「Your Baby's Gone Surfin'」あたりしかないが、それぞれの時代に即したサウンドでダーレンたちがソウルフルに歌う作品をこれだけ集めて内容が悪いはずがない。ブロッサムズ名義ばかりでなくコーズ、プレイガールズワイルドキャッツ、ローレッツといった名前でリリースされたシングルまで集められている点に制作者の熱意を感じる(ブートだけど)。

 スペクター・マニアだったら是非とも手許に揃えておきたいCDだろう。
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